自宅のWi-Fi速度を簡単に上げる5つの方法

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3. ルーターの問題を確認・解決する


家が大きかったり、部屋同士が離れていたりする場合は、Wi-Fi中継機やメッシュネットワークを使って接続範囲を広げることを考えよう。メーンズはまた「Wi-Fiシグナル計測アプリをダウンロードし、チャンネルの干渉を確認した上で、ルーターが干渉を回避するように調整すること」を提案。彼によると、隣人のWi-Fiシグナルがあなたの家のものと重複しているときには特にこの方法が有効だ。また、通信が遅いように思えたら、ルーターをリセットしてみよう。何をやっても改善しない場合、ルーターやモデムの買い替えも検討すること。(特に今の機器が古い場合)

4. 家族の習慣を調整し、日々の通信量を減らす


家族の行動を2、3日間観察し、過剰な通信がないか確認する「データ監査」を実施しよう。プラムは「スマートフォンで動画をストリーミングするとき、解像度を最高に設定する必要はあるだろうか? 標準画質を選べるだろうか?」と問い掛け、「子どもたちが仕事中に自宅にいるなら、それぞれが各自の部屋で大量の通信をするのではなく、同じ画面で1つの動画を見るよう頼んでみよう」と続けた。

メーンズはまた「大量の通信を行うアプリを削除することを考え、キッズ動画は夜の間に事前にダウンロードし、日中の追加回線容量を確保しよう」と提案した。

5. 予備の通信手段を検討する


携帯電話を予備のホットスポットとして使える場合も多いが、あっという間にデータ通信の上限に達してしまうかもしれないので、安心できるようにモバイルWi-Fi機器の購入を考えても良い。大半の労働者は現在在宅勤務なのでモバイル性はそれほど重要ではないかもしれないが、自宅のネットワークが非常に不安定、あるいは携帯電話でのデータ通信量が限られている場合、予備の手段を持っておくことがちょっとした保険になる。また、今利用しているネット接続業者が今よりも良いデータプランをわずかな追加料金、あるいは無料で提供しているかどうか確認しよう。
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編集=遠藤宗生

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