さらにはディテールにも凝っており、存在感が出やすい樹脂部品をスリム化してドアのガラス面を大きく広げたり、ハンドル部分をマット仕上げにして光の反射を防いだりしている。そしてパネルの色も、漆喰壁やモルタル壁、無垢材など、内装のテイストに馴染むような色を用意しているのも特徴だ。
樹脂製のフレーム部分を可能な限り細く見せることで、すっきりとしたデザインになった。
取っ手はマット仕上げ。目立たないだけでなく、触れたときの感触の良さにもこだわった。
それでいて機能性にもきちんと留意しており、冷蔵室全段をチルド温度(約2℃)にして、たくさんの食品の鮮度を保つ「まるごとチルド」や、野菜を眠らせるように保存して瑞々しさが長持ちする「新鮮スリープ野菜室」などの機能も充実している。
食事は生活を豊かにするためのかけがえのない行為である。社会情勢の変化によって、より“自宅で食を楽しむこと”を重視する人が増えてきたからこそ、大切な食物を保管する冷蔵庫もデザインからこだわりたいと考えるのは当然だろう。美しいアイテムに囲まれたキッチンが、家族が集まる場となるのだ。
アクタス監修のカラーリングは、フロストホワイト、ノルディックグリーン、スモ-キーグレイの3色。「新型冷蔵庫R-HWS47KC」外形寸法は、幅600×奥行き699×高さ1833mm。容積は470リットル。オープン価格。
問い合わせ/日立
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