夏の在宅勤務 スランプを防ぐ4つのコツ

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過去数カ月の間、在宅勤務は難しいと感じていたかもしれない。しかしこれは、夏にはさらに大きな課題となる可能性がある。この夏、生産性を保ちつつ仕事ばかりの生活にならないようにするために、ここに挙げる解決策を試して何が最も効果的かを見てみよう。

1. スケジュールを作成する


働く時間と遊ぶ時間を明確に書き出したスケジュールを、家族全員で作成しよう。これにより、あなただけではなく家族も、仕事とプライベートの境界線を引くことができる。スケジュールには食事の時間を含めるようにし、机で昼食を取る嫌な時間がスケジュールに含まれないようにすること。

スケジュールを指針として使いつつ、それを完璧に守れなくても心配しないようにしよう。スケジュールの目的はその日の骨組みを持つことであり、ストレスを増やすことではない。仕事と生活の間の境界線を引くための支援としてスケジュールが必要なだけだ。

2. 朝か夕方の時間を有効活用する


あなたが朝型・夜型のどちらのタイプであるにせよ、より静かな早朝か深夜の時間を活用すること。この時間を使って思考を整理したり、その日の計画を立てたりする。やることリストを作成することで、重要な作業を忘れず締め切りを逃さないようにしよう。

1日の計画を立てる時間を作ることでストレスが緩和され、その日の間は作業により熱心に取り組める。何をする必要があるかを覚えておこうとするよりも、ただ作業に徹し、より生産的になれる。それにより効率性が上がり、最終的には作業の時間も減る。

3. 各作業のための時間を確保する


一つの作業に一定の時間を使うため時間を確保しておけば、取り組み中のタスクに集中でき、頻繁に脇道にそれるのを防げる。電子メールは、1日の労働時間のうち気が散る要因となることが多いので、時間を確保しておく作業として理想的だ。

午前と午後、1日の終わりに30分の時間を取り、メールにまとめて返信しよう。大きなプロジェクトについては、それぞれの要素にさらに大きな時間枠を充てておく。例えば、提案の作成に2時間、予算の見直しに2時間、振り返りに30分などだ。

時間を確保するためには、それぞれの作業に必要な適切な時間を見極める上で少し実験を重ねることが必要で、集中力の面でも慣れが必要だ。始めたばかりのときはすぐに集中力が切れてしまっても、諦めないで続ける価値はある。やればやるほど自然にできるようになるだろう。
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翻訳・編集=出田静

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