ライフスタイル

2020.07.03 15:00

人生の「山」を乗り越えた時に飲んで欲しい 『おつかれ山ビール』開発秘話

ビールの新作案を一般より募り、サッポロビールの醸造技術者のもとで商品化を目指すプロジェクト『HOPPIN’ GARAGE』。その第5弾となる「おつかれ山ビール」が2020年6月30日に発売された。発案者の前田央輝氏が語る、ビールに込められた思いとは?
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「こんなビール、あったらいいな」という熱い想いを持った人から、つくりたいビールのアイデアを応募し、サッポロビールのブリュワー(醸造技術者)と一緒に試作品をつくり、商品化を目指すという、ビール好きにはたまらないプロジェクト『HOPPIN’ GARAGE』が始まったのは、2018年10月でした。

これまで16種類の個性あふれる試作品が誕生し、このたび2020年6月30日に、第5弾となるオリジナルビール「おつかれ山ビール」が発売となりました。このビールをつくったのは、登山アプリを手がけるYAMAPに所属している前田央輝(まえだひろあき)さんです。

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「おつかれ山ビール」発案者の前田央輝さん
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『おつかれ山ビール』アウトドアアクティビティ好きの皆様に送るビール


『HOPPIN’ GARAGE』の第5弾商品として発売となった「おつかれ山ビール」。開発者の前田央輝(まえだひろあき)さんは、「お酒と自然と子どもをこよなく愛するフーテンのアウトドアガイド」。ヒゲ隊長のあだ名通り、立派な髭をたくわえ、ユーモア満載、笑顔がやさしい方です。

山登りやアウトドアにぴったりなビール


「おつかれ山」って、どこかにある山? 山のビールってどんなビール? と、疑問が次々と沸いてきます。前田さんに「おつかれ山ビール」のコンセプトについて聞いてみました。

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開発当初の想いを語る前田さん

「2018年に北アルプスの白馬岳の山小屋で飲んだビールが最高においしかったんですよ。目の前に雲海が広がった見事な夕焼けでした。シチュエーションが最高だったのもビールのおいしさを後押ししています。あのときの感動を再現したいと思いました」

「僕が鹿児島出身で、YAMAPが福岡にあるので、九州にゆかりがあるものを材料に使いたい。いろいろ考えて行きついたのが大分県の“かぼす”です。そして、山登りやアウトドアでは塩分を補給するので、それをヒントに塩味をちょっと加えてもらいました。やさしい飲み心地になるよう、アルコール度数は3%と低めにしています」

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ベルジャンホワイトのスタイルをイメージしています。通常のベルジャンホワイトスタイルで使うオレンジピールの代わりに大分県産のかぼすを使用しています。

自分が企画したビールが商品として発売されることが決まって、前田さんはどんな気持ちでしたか?

「そのときは、半信半疑で実感がなかったんですよ。こうやって缶ビールとなって製品として出来上がってくると、試作品をお披露目したときの300%うれしいですね。感動しました!」

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2019年の試作品が完成した時のお披露目会。この時はまだ商品化されると決まっていませんでした。とても楽しそうな前田さん。
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PR TIMES STORYより

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