アートアクアリウムは、作家・総合プロデューサー木村英智が手掛ける水族アートの展覧会。今年で14年目を迎え、累計来場者数1000万人を超える。
今夏、東京・日本橋に三井不動産が建設した2階建ての専用施設にて常設展を開業する。延床面積は約2321平方メートルで、従来の日本橋会場と比較すると約3倍の広さとなり過去最大の大型展示となる。
四季折々の空間を演出「生命の宿る美術館」
夏の風物詩として愛されてきたアートアクアリウムが、年間を通して四季折々の空間を演出する大型常設展示となる。東京での夏以外の開催は今回が初めて。来るたびに変化があり、新しい発見がある新感覚の美術館だ。
更に、「命」「光」「音」「香」「味」の感覚を刺激するオリジナル空間をプロデュース。エンターテインメントへの人々の価値観に変化が訪れる節目のタイミングの今だからこそ「五感で感じる」にこだわり、「訪れないと味わえない」「リアルならでは」のアートを徹底して追求した「生きる」美術館だ。
日本博から認定されたアートアクアリウム
アートアクアリウムは文化庁開催の「日本博」で、日本を代表する現代アートとして認可・支援を受けた。アートアクアリウムならではの美意識を国内外へ発信することで多様性の尊重、普遍性の共有、平和への祈りへと貢献していく。
過去最大規模 3万匹超の「生きるアート」たち
アートアクアリウム史上最大の3万匹を超える金魚が展示される。普段は見る機会の少ない貴重な金魚から、お祭りなどでみる馴染みのある金魚まで様々な種類の金魚が一同に集結。アートアクアリウム美術館の開業を多くの金魚たちが出迎える。
また、今回から専用会場となり、会場の大きさも過去の日本橋開催時の約3倍。延床面積約2321平方メートルの大型展示場となる。金魚のみならず、展示できる作品数も増え、全く新しく生まれ変わったアートアクアリウムの姿を堪能できる。
来る度に体験が変化 四季で変わるダイナミックな演出
今までのアートアクアリウムは期間限定の企画展であり、東京では夏の時期にしか開催がなかった。年間を通して開催する常設展としてオープンすることから、アートアクアリウムでは四季折々の体験を会場内で楽しめ、何度訪れても新しい発見を持ち帰ることができる。
作品や空間に対する演出に始まり、カフェエリアで提供する飲食に至るまで、様々な日本的な趣向を凝らして、季節ごとにその日限りのリアルな体験と思い出を提供する。