パンデミックは、若い親世代の食生活をどう変えたのか

Craig F. Walker/The Boston Globe via Getty Images


間食の回数が増え、昼食時にコーヒーを飲むことが増えた


「間食の回数が増えた」と答えた親は41%にのぼった。一方で、子どものいない人の場合は、そう答えた人は29%にとどまった。

子どもがいる人は、食事を完全に抜いたり、1日に1回以上間食したり、昼食時にカフェイン入りのドリンクを飲んだりする傾向も高い。

ウェブスターは、「子を持つ人は、さまざまな食べ物や飲み物からカフェインを摂取する傾向が高いこともわかった」と話す。カフェイン源はコーヒーに限らず、紅茶やアイスティー、ダイエット炭酸飲料、エナジーバー(栄養補助食品)、エナジードリンクなどもあった。

とは言うものの、多くの人が、パンデミックのあいだに健康的な食生活を送ろうと努めたと回答しており、子を持つ人も例外ではない。回答者の18%が、食生活記録アプリを使っていると答えているが、その割合は、親や女性の場合はもっと高かった。

子を持つ人は、健康的な食生活の未来について悲観的


子どもがいる人は、将来について悲観的な考えを示す傾向も高かった。少なくとも、健康的な食生活に関してはそのようだ。「米国人の食生活は、今後10年間でもっと不健康になっていく」と考える人は、18歳以下の子どもを持つ回答者の場合22%だった。それに対し、子どものいない人では12%にとどまった。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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