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Photo by Pete Marovich/Getty Images

ドナルド・トランプ米大統領は6月20日にオクラホマ州タルサで行った選挙集会で、新型コロナウイルス検査数を「減らす」ことについて言及。関係者に対し、「検査実施のペースを緩めてほしいと頼んだ」と述べた。

トランプはこれまでもマイク・ペンス副大統領とともに、「検査数の増加が感染者数の増加につながっている」との誤った主張を繰り返している。

米CNNや政治専門の独立系ニュースサイト「トーキング・ポイント・メモ」が報じたところによれば、複数の州で感染者が再び急増するなか、ホワイトハウスはこの大統領の発言を受け、一部の州にある検査所への連邦資金の提供をやめる方針だという。

ホワイトハウスはタルサでの集会の後、おそらく大統領の発言をなかったことにしようと努めてきた。高官の一人はフォーブスに対し、大統領が「冗談を言っていたのは明らかだ」と釈明。ピーター・ナバロ大統領補佐官(通商担当)もまた、大統領は「ふざけた」だけだと話していた。

だが、トランプに「ふざけた」つもりがなかったことは明らかだといえる。22日にはインタビューのなかで、米国は検査を「やりすぎた」と語り、翌日には、「冗談は言っていない」と明言した。

ケイリー・マクナニー大統領報道官は大統領のその言葉を、「皮肉として言ったものだ」と説明したが、トランプは23日、次のようにツイートしている。

「米国で感染者が増加しているのは、他のどの国よりも数多くの検査を行い、さらにその数を増やし続けているからだ」「検査の規模を小さくすれば、感染者数も減少するだろう!」

テキサス州の検査は「2時間待ち」


連邦緊急事態管理庁(FEMA)は当初、各州がコミュニティーのレベルで検査を実施することができるようにするため、合計41カ所の検査所に資金を提供していた。

だが、ホワイトハウスは4月、「各州が独自に運営する検査所に移行させる」として、資金の提供を終了することを検討。その後、議会の与野党双方から反発を受け、方針を覆していた(大半は5月末で支援を終了)。

編集=木内涼子

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