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2020.07.11 10:00

この夏最も安全なヨーロッパ旅行、20の行き先(ケルキラ島など)


2. ケルキラ島(ギリシャ)


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「楽園のようなケルキラ島は、コロナ禍ですり減った心身を充電するのに最適」とEBDは太鼓判を押す。

ギリシャはヨーロッパの中でも新型コロナウイルスの影響が小さい国の1つで、感染率は被害が特に大きい国の50分の1。コロナ流行下でも医療は逼迫しておらず、人口当たりの病床数は大半のヨーロッパ諸国より多い。

ケルキラ島ではリラクゼーションと太陽、自然を堪能できる。

7月1日に観光客の受け入れを再開する。

3. ツァブタット(クロアチア)


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ツァブタットにはセレブや家族連れ、カップルのほか、グルメや文化、自然、ウォータースポーツの愛好者がこぞって訪れる。

クロアチアはヨーロッパの中でも新型コロナウイルスの影響が小さく、感染率は他の国の20分の1。

人口当たりの病床数もヨーロッパのトップレベルにある。ツァブタットからドブロブニクの病院までは車で20分、空港まではわずか10分で行ける。

別荘、旅行者用アパートメント、小規模な家族向けホテルなど、今年の夏に最適な宿泊施設が豊富にある。大きなホテルでも、国が定めた衛生対策を実行している。

7月1日に観光客の受け入れを再開する。入国後の一時待機は必要ない。

4. アゾレス諸島(ポルトガル)


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新型コロナウイルスの影響が小さかったポルトガルの中でも、アゾレス諸島と後述するアルガルベ地方はさらに被害が少なかった。

大西洋に浮かぶアゾレス諸島は9つの島々からなる。手つかずの自然が残り、世界最大級のクジラの聖域になっている。

「自然とのつながりを取り戻したい人に最適の場所。ハイキングや動植物を楽しみ、イルカやクジラを観察し、地元の食材を味わい、本物の体験をしたいなら、アゾレス諸島での休日がベストな選択になる」とEBDは勧めている。

別荘や旅行者用アパートメント、小規模な家族向けホテルの選択肢が豊富にある。

7月1日に観光客の受け入れを再開する。入国後の一時待機は必要ない。

5. プレベザ(ギリシャ)


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プレベザは太陽、ヨーロッパ最長クラスの砂浜、地中海料理、ヨットのひしめくマリーナがあるバケーションスポットだ。

ギリシャ北西部イピロス地方の、イオニア海とアンブラキコス湾に挟まれた岬の先端に位置する「本土の中の島」と言える。

観光客受け入れのため、ビーチパラソルの間隔を4メートル空ける、客室のエアコンフィルターをチェックアウトのたびに交換する、ホテルの客室を定期的に消毒するといった衛生対策を早期に始めた。

大学病院を含む3つの病院が近くにあり、アクティオ空港も車で10分の距離にある。ギリシャの人口当たりの病床数は英国やカナダよりも多い。

7月1日に観光客の受け入れを再開する。入国後の一時待機は必要ない。
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翻訳・編集=門脇弘典/S.K.Y.パブリッシング

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