そういう時に役立つのが、IDC OTSUKAで取り扱っている国内外の家具たちである。
例えば、仕事場とリビングを緩やかに仕切るためのシェルフを導入すれば、空間を緩やかにゾーニングすることができる。シェルフによって、オンとオフを切り替えるのだ。その際には向こう側が少し見えるタイプを選ぶと、空間を圧迫せずに緩やかに仕切ることができる。アーチ「シェルフ ハイタイプ」は、美しいデザインだがウッド製なので空間にもなじみやすい。
アーチ「シェルフ ハイタイプ」幅180x奥行き40x高さ190cm。カーデザイナーとしても有名な奥山清行氏がデザイン。軽やかなトラス構造で空間を緩やかに仕切る。ウォールナット材を使用しており、高級感もある。252000円。ロータイプ(高さ103cm)もあり152000円。
自分の居場所を作るなら、一人掛けのアームチェアもお勧めだ。デスクに座って仕事をしているだけだと、どうしても気が滅入る。オフィスであれば同僚と話もできるが、自宅だとそれはできない。であれば、ちょっとした資料読みくらいなら、むしろデスクから離れて気分を変えるくらいの余裕が欲しい。
例えばポルトローナ・フラウ「アラベスク」のような、優雅なラウンジチェアなどいかがだろうか?
気分を落ち着ける場所を作ることで、仕事の効率を上げるのだ。もちろん自宅モードになったら、最高のリラックスゾーンとなるので、脚を投げ出せる「オットマン」も必須だ。
ポルトローナ・フラウ「アラベスク」幅67x奥行き82x高さ75/座面高40cm。ミラノで活躍する日本人デザイナー、大城健作の作品。アラベスクとは片足で立ち、もう一方を後ろに伸ばすバレエのポーズのこと。繊細で美しいバランスを柔らかな曲線で表現した美しいアームチェアだ。1040000円(オットマンは275000円)。
こういったアームチェアにはフロアライトを組み合わせるのが鉄則であるが、光を透過せずにピンポイントで照らすシェードのタイプを選びたい。というのも、リビングは全体を明るく照らすのではなく、メリハリのある陰影を作った方が、空間が広がって見えるのだ。
夜のリラックスタイムにアームチェアのみに光を落とすと、リッチなリラックス効果を得られるだろう。マーセットの「フニクリ」は、シェードの高さや向きも変えられるため、光と陰をコントロールしやすくて雰囲気のある空間を作りやすい。
マーセット「フニクリ」幅24.8x奥行き18.4x高さ135cm。スペイン生まれのルイス・ポルケーラスがデザイン。バーに移動式のシェードが取り付けられる。丸型のシェードは可愛げがあり、モダンな空間によく似合う。壁面を照らして光を回すなど、幅広い使い方ができる。カラーバリエーションは、モスグレー、ベージュ、レッド、ホワイト、ブラックの5つ。60500円。