2020年4月、新型コロナウイルス感染症の拡大と外出自粛の中、Carstayは医療機関に、休憩や診療などのスペースとしてキャンピングカーを無償レンタル提供するプロジェクト「バンシェルター」を開始。同時に、個人からもキャンピングカーの共用を募るために「バンシェア」のβ版を試験的にリリースした。
今後、「バンシェア」や「カーステイ」のオーナー向けのページに、「災害時の支援を希望する」ボタンなどを設置し、災害時、迅速に対応できる社会に役立つプラットフォームの構築も行う。2020年末までに100台の「バンシェア」登録車数を目指す。
アフターコロナに向けた取り組み
Carstayは、新型コロナウイルス感染症の早期収束に向け、医療機関の病床や休憩所などの不足を解消するために、キャンピングカーやキャンピングトレーラーなどを無償で貸し出すプロジェクト「バンシェルター」を2020年4月に開始した。クラウドファンディングサイトCAMPFIREにおいて、344名の支援者より、802万4402円の支援金を集め、現在15施設の医療機関に31台の車両を貸出している。
医療現場での車両貸出の実績を踏まえ、利用者が安心安全に「バンシェア」を利用できるように、車両所有者ホルダーには、新型コロナウイルス感染症対策マニュアルと、車両の清掃用に次亜塩素酸水溶液を無償提供する。
Carstayについて
「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションを掲げ、移動を基盤にあらゆるサービスを提供する概念「MaaS(Mobility as a Service)」領域で新しい旅と暮らしのライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」をテーマに事業を展開するスタートアップ企業。今後、5G・自動運転社会の到来で必要となる「快適な移動」と「感動体験」を「VANLIFE」プラットフォームの提供を通じてデザインする。2018年6月に創業。