商談時にも注意。育ちや気品は「おしぼり」の使い方に出る

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婚活成功者続出。難関幼稚園、名門小学校合格率95%の実績を誇る「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの最新刊『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。

マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられているが、正解がわからないともやもやするし、自信を持ってふるまえない。

しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかり。

今回は、マナーにはないけれど、知っているといないとでは所作に差がつくおしぼりの使い方について「ダイヤモンド・オンライン」からの転載で、同書の一部を抜粋して紹介する。


おしぼりの使い方にマナーなんてあるの?


海外やハイクラスのレストランではご用意のない所も多いですが、普段使いのお店や和食店などではほとんどおしぼりを出してくれますね。

あなたは普段、どんな風におしぼりを使っていますか?

とくにマナーがあるものではありませんが、決まりやマナーのない所作にこそ育ちは表れるものですから、スマートなおしぼりの使い方を知っておきたいものです。

大きく広げて、手のひら全体を拭くより、指先や第二関節辺りまで、指先を軽くぬぐう方のほうが品を感じさせます。もちろん顔など、手以外を拭くものではありません。また、緊急事態以外では台拭き代わりにしないことも覚えておきましょう。

正解がわからないという方は、イラストの使い方も参考にしてみてくださいね。

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いかがでしたか? 「品がいい」「育ちがいい」と言われる人は、普段から話し方や、日常のちょっとしたふるまいが、他の人とは違うもの。マナーや決まりのないシーンにこそ、ふるまい方を知っているか、いないかの差が出てしまいますから、注意したいものですね。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個、紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているかもしれません。
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諏内えみ著『「育ちがいい人」だけが知っていること』からの抜粋

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