それはワインだ。もちろん自宅にもワインはあるが、料理とのペアリングにおいてはいまいち自信が持てないし、750mlのボトルを開けたら数日のうちには飲み切らないといけない。
1982年に東京・西麻布で創業し、88年に広尾へ移転。以来、国内に30店以上のフランス料理とイタリア料理のレストランを展開。名画や骨董など美しい調度も話題となり、レストランウエディングの祖となった「Hiramatsu」グループは、2016年からオーベルジュなどのホテル事業へも参入。18年には沖縄・宜野座に美食と南国の楽園を味わえるプライベートリゾートをオープンさせたことは記憶に新しいだろう。
「レストランひらまつ レゼルヴ」のテイクアウト例
現在「Hiramatsu」グループは5月22日より営業を再開しており、休業前に好評だった「レストランひらまつ レゼルヴ」(西麻布)、「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」(銀座)、「アルジェント」(銀座)、「カフェ&トラットリア ミケランジェロ」(広尾)、「代官山ASOチェレステ 二子玉川店」(二子玉川)、「リストランテ Kubotsu」(福岡・天神)、「レストランひらまつ 博多」(福岡・博多)、「オーベルジュ・ド・リル サッポロ」の8店舗でのテイクアウトやデリバリーも本格始動した。ホームパーティなどもてなしの席にもふさわしい華やかなメニューは、 “新しい生活様式”にもフィットするものとして今後も人気を博すことだろう。
そして、特筆すべきは「Hiramatsu」のワインへのこだわりだ。創業以来、世界最高峰のシェフやワイン醸造家らと親交を深めてきた「Hiramatsu」は、その確固たる信頼関係から、自社でワインを輸入、オンラインでのワイン通販も展開している。やはりおいしいフレンチやイタリアンを味わうなら、ワインとのペアリングが不可欠であろうが、ここで冒頭の悩みに戻るというわけだ。
すばらしい料理をテイクアウトしても、自宅にあるワインとうまくマリアージュできるのか自信が持てないし、またボトル1本を飲み切る自信がないとき、どうすればいいのか。コース料理を楽しむなら、前菜に白ワイン、メインに赤ワインを合わせたいときが往々にしてあるが、自宅で2本抜栓するのはもったいない……そんなモヤモヤを解決してくれるのが「Hiramatsu」の新提案「Air-0(エアーゼロ)ボトル」に入れたワインの販売だ。