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2020.06.19 19:00

マスクで視線が集中 頭皮を癒して梅雨の髪トラブルを改善するには?

BSIP/Getty Images

緊急事態宣言も解除され、少しずつ日常を取り戻している時期かと思います。いままで家の中に籠もって過ごした生活リズムから、以前とは違う「新しい生活」への変換で、それなりのストレスを感じている人も少なくないでしょう。

また、この梅雨の時期は気温や気圧の変化も大きく、心身の負荷が重なっている状態だと思います。まずはその現状を認識して、自分の変化に寄り添う気づかいが大切です。

ちょうど疲れが出やすいときでもあるので、自分に優しい癒しの時間をたっぷり取り、心身共にバランスを取るタイミングにして欲しいと思います。

マスク姿で相手の目線が注がれるのは「髪」


こうしたストレスに加えて、湿気が気になる季節になると、トラブルを起こしやすいのが頭皮や髪の毛です。

慣れないリモートワークでの脳疲労や、PC作業による目の疲れ、また座りっぱなしの姿勢を続けたことによって腰や首の不調を感じたり、運動不足や生活リズムの変化で自律神経が乱れてしまったりしている人も多いと思います。

そのすべてと連動している頭皮は、硬く柔軟性がなくなり、栄養が隅々まで行き渡りにくく、フケや毛髪のパサつき、頭痛、抜け毛などを引き起こしやすくなっています。

また、マスクありきの社会生活では、髪の毛の存在感は、以前よりもクローズアップされています。マスクで顔の下半分が隠されるので、必然的に顔の大部分を占める範囲の多い髪の毛にどうしても注目が集まるのです。

そもそも昔から「一髪二服」と言われるように、髪の印象は清潔感が一番見えやすいポイントであり、その人そのものの印象に直結しています。デニムにTシャツでも素敵に見えるのは、髪が素敵だから。ヘアスタイルもそうですが、髪のヘルシーな「艶」があるかどうかも、相手に与える印象を大きく左右します。

髪を美しく整えることで、マスク時代にあっても清潔感のある印象を保ち、新しい時代に颯爽とアジャストしましょう。

頭皮ケアでトラブルを改善


自宅のヘアケアで新たに取り入れて欲しいのは頭皮マッサージです。頭皮の凝りをほぐし、柔軟に整えることでストレスを和らげます。血流がスムースになれば、頭皮環境は健全に改善します。

やり方の基本は、両手の指で頭皮を鷲掴みするようにして、頭皮が動くように指をフィットさせたまま、力強くくるくると回すようにマッサージします。フェイスラインから頭頂部に向かって進み、こめかみから後頭部へ、そして襟足と全頭隅々までマッサージしましょう。

自律神経が乱れていると感じる人は、耳たぶを優しく挟んでくるくるマッサージすると、意外なほど心地よく、心身のバランスが整えられるので、隙間時間に行ってみると良いでしょう。

頭皮環境を整えることで、フケや抜け毛予防に繋がり、毛根の歪みからくる毛髪の歪みも改善されて髪の艶も戻るはず。さらに小顔効果、小頭効果、目やフェイスラインのリフトアップ効果も期待できます。
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文=岡田いずみ

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