マネー

2020.06.16

【6月第2週資金調達まとめ】IoTハード端末「AIBeacon」を開発するアドインテ、21億2500万円の調達など


Zehitomo


調達額:8億2000万円
調達先:Coral Capital / DG Daiwa Ventures / PERSOL INNOVATION FUND / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / エアトリ / 三菱地所 / 環境エネルギー投資 / 他、複数の個人投資家
備考:シリーズB

仕事を依頼したい人と、専門職のフリーランスや中小企業の方々などを繋げる顧客獲得プラットフォーム「Zehitomo」を運営するスタートアップ。

同サービスには、外国語指導者、カメラマン、スポーツインストラクター、トリマーなど多くの種類の“プロ”が登録している。

同サービスの特徴として、応募課金モデルが挙げられる。応募課金モデルとは、プロが依頼に対してオーダーメイド提案を送る際に数百円程度の応募課金をし、決済時の手数料は依頼者もプロもかからない仕組みである。プロにとって最小限のコストで新規顧客を獲得できるメリットがある。

そして2019年2月には、AIを導入した、よりスピーディーで最適なマッチングを実現するスピードマッチ機能を追加した。

2020年6月にはCoral Capital、DG Daiwa Ventures、PERSOL INNOVATION FUND、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、エアトリ、三菱地所、環境エネルギー投資および複数の個人投資家を引受先として、総額8億2000万円の資金調達を完了。

中小企業や個人事業主のオンラインでの集客を支援するとともに、積極的な採用活動に着手し、組織を拡大する方針だ。

オンリーストーリー


調達額:3億4500万円
調達先:XTech Ventures / エン・ジャパン
備考:他、金融機関からの借入金を含む

経営者同士のマッチングを支援するクラウドマッチングプラットフォーム「ONLYSTORY」を運営しているスタートアップ。

クラウドマッチングプラットフォーム「ONLYSTORY」において、サービス利用企業は同社が発行するID・パスワードを入力するだけで2000を超える企業・経営者が登録する経営者プラットフォームにアクセスすることが可能。ターゲット企業へ架電・訪問することなく、ターゲット企業のキーマンが見ているメッセージBOXへ直接アクセスできることが特徴。マーケティング活動におけるターゲティングを、企業レイヤーを超えたキーマン・決裁者レイヤーまで絞ることを可能にする。そうすることで、より効率的なマーケティング活動を行う概念"EBMモデル"の開発と提供を目指す。

2020年6月にXTech Venturesやエン・ジャパンなどを引受先とした総額約3億4500万円の第三者割当増資を実施。

調達額は人材採用を進めながらサービスの改良や営業活動を強化する。
次ページ > コンテンツ制作クラウドソーシングや月額制採用チーム

文=STARTUP DB

ForbesBrandVoice

人気記事