「とりあえず胡蝶蘭」の時代は終わる 祝い花まとめサービス発案者の思い

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社員のみなさんに喜んで頂けるサービスを考えたくて、飾っていたお花を小さなブーケに巻きなおして配る「ウィークエンドフラワー」というサービスも始めました。これが予想以上の大好評で、何十人もの方が行列に並んでくださった時にはびっくりしました。男性の方も多く、「これをきっかけに花を好きになって、奥さんと会話が弾むといいね」とスタッフ同士で話しています。

祝い花は会社に対して贈るものですが、最終的に受け取るのは「人」。会社において人というのは、社長だけではなくて社員一人ひとりです。その社員さんまで、ひいては社員さんを支えてくれている家族まで、おめでとうの気持ちが届くといいなという思いでブーケを作っています。

注文をした企業のご担当者からも感激のメールが届いた


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普通のお祝い花のように事前に商品が決まっているわけではないので、ご注文者様には必ず「納品報告書」という写真付きのレポートを送ることにしました。そこに贈り先企業のご担当者様からのお礼のメッセージを添えることもあります。そうすると、「こんなに喜んで頂いたんですね」と感激してお返事をくれる方もいらっしゃいます。

形式的になりがちなビジネス上の贈り花も、ちゃんと相手に喜んでもらえたことが実感できれば贈る側も嬉しいですよね。でもこれが本来の贈り物の形だと思います。

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これからはお祝い花の贈り方の常識が変わる


「とりあえず胡蝶蘭を贈る」そんな時代は終わりがくると思っています。

社会全体のしくみや生活様式の中でこれまでの常識、慣例が見直されてきている今、形式的ではなくもっと人の気持ちを大切にした花贈りこそが求められるのは必然です。

「お祝い事には相手が喜ぶものを贈り、その気持ちをなるべく多くの人でシェアする」というシンプルな気持ちのやりとりがお客様、社員、家族との繋がりを深めていくのではないでしょうか。

ですからこれからの時代は、こういうお祝い花の贈り方がスタンダードになっていくと思います。そのためには、新しいサービスやデザインをもっと考えていきたいです。

青山フラワーマーケットアネックス ブランドマネージャー 柏木和香子

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PR TIMES STORYより

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