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Tom Werner/Getty Images

オンライン講座サイトの「コーセラ(Coursera)」は今月から、新型コロナウイルス感染拡大を受けた措置として、世界中の学生に対する全講座の無料公開を始めた。

コーセラは、MOOCS(ムークス)と呼ばれるオンライン大学講座のパイオニア的存在。世界の2年制・4年制の大学で学ぶ学生は6月1日〜7月31日の間、同サイト上にある数千の講座に無料で登録し、修了時にはコーセラの修了証を取得できる。対象となるのは現役の大学生と大学院生や、最近大学を卒業した人で、所属大学の公式メールアドレスが必要になる。

登録した講座は、9月30日までに修了する必要がある。修了した学生には無料で修了証が授与され、取得した単位は所属大学での単位認定が可能となる。受講可能な講座の数に制限はない。

コーセラには、400分野にわたる3800以上の講座が用意されており、IBMの「データサイエンス」、グーグルの「認定ITサポートプロフェッショナル」などの認定プログラムや、コーセラが最近開始した「ガイド付きプロジェクト」も含まれる。

同プロジェクトは、データ分析、アプリ開発、ソーシャルメディアマーケティングなどの実務スキルを学べる参加型の講座で、専門家が各ステップのガイドを行い、通常2時間以内に修了できる。例としては、タブローを使ったデータ視覚化、グーグル・スライドを使ったインフォーマティブプレゼンテーションの作成、テンサーフローを利用した画像の分類などがある。

コーセラは新型ウイルス流行を受けた積極的な対応により、オンライン学習プラットフォームとしての地位を強化した。同社によると、流行開始以降にコーセラの講座受講を始めた学生は100万人以上に上り、今回の無料公開によって受講者数が大幅に増える見通しだ。ニューヨーク・タイムズ紙によると、コーセラは今年3月中旬~5月中旬に新規ユーザー1000万人を獲得しており、これは前年比で7倍のペースだという。

編集=遠藤宗生

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