ゲイツからスピルバーグまで コロナ禍で偉人が残した10のスピーチ

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バラク・オバマ(Photo by Scott Olson / Getty Images)

これまで以上にチャンスがあり、世界を創ることのできる世代はない。(バラク・オバマ/第44代アメリカ大統領)


このパンデミックでは、トップに立つ多くの人が、自分が何をやっているのか理解していないことを露呈しました。責任を持つ素振りさえみせない人も多いようです。

世界がもし良くなるとすれば、それはあなた次第です。すべての物を手に入れたように感じられている今こそ、あなたが主導権を握る時なのです。

もう誰も、自分の順番が回ってくるまで待つべきだとも、現状はこれまで繰り返されてきたことと同じだと言うこともできません。これまで以上にチャンスがあり、世界を創ることのできる世代はありませんでした。

公民権運動があった時代より、君たちは多くのロールモデルやロードマップ、そしてリソースを持っています。私の世代よりも多くのツール、技術や才能を持っています。正義の戦士となり、世界を作り直すのにこれ以上適した世代は、他にないのです。

ウイルスで何を失ったかではなく、どう対応するか。(マララ・ユザフザイ/活動家)

皆さんと同じように、私も自分の卒業式がなかったことがとても残念です。でも、私たちは一人ではありません。

新型コロナウイルスは、世界10億人以上の生徒を学校から追い出しましたが、これは一時的なものであり、私たちは学び続け、夢を追いかけることを止めません。

しかし、発展途上国の多くの少女たちは、教室に戻ることはないでしょう。この危機のために、彼女たちは、家族を養うための早婚や、低賃金の仕事に就かざるを得なくなります。

学校が再開したとしても、教室は空っぽのままです。彼女たちは私たちの仲間であり、私たちと同じように教育を受ける権利を持っています。

だから世界を変えるために外に足を踏み出す時には、彼女たちのことを思い出してください。 彼女たちを見捨てないで下さい。

2020年の卒業生は、ウイルスで何を失ったかではなく、どう対応したかで決まります。世界は私たちのものであり、私たちはこれから何ができるのか、とても楽しみです。
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翻訳・構成=守屋美佳

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