パンデミックで避けるべき、職務経歴書の3つの過ち

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3. 書式に重点を置き過ぎてしまう


大半の候補者は、職務経歴書の書式について考え過ぎている。1ページなのか2ページなのか、このフォントを使うべきか、それとも他のフォントを使うべきか、年だけでよいのかそれとも月を加えるべきなのか、などだ。こうしたことは一部重要だが、書式は職務経歴書の最も重要な部分ではない。見た目はよいが退屈で筋違いの職務経歴書では、採用プロセスであまり先まで進めない。

しかしそれと同様に、職務経歴書の書式を考える際は物事をシンプル・明確・簡潔にすべきだ。読み手の気をあなたの価値や経験からそらしてしまうものは、経歴書が不採用の山に捨てられる確率を上げるものだと覚えておくこと。

職務経歴書は、拾い読みが楽にでき、あなたの価値が明確に見えるよう書式を整えることを目標とすべきだ。業界によっては美的側面に力を入れることが効果的かもしれない。それでも、書式は常に、現在提供できるスキルや取り組みの成果を示すことの副次的要素となるべきだ。

私たちは、新型コロナウイルスにより多くの不安に直面してきた。状況は喜べず、恐ろしい数字が並んでいるものの、企業は採用を続けている。私の顧客は、大好きな企業での夢の仕事と言える役割の面接をいまだに勝ち取っている。あなたにも、同じことができる。ただ、採用プロセスの全ての段階で自分の価値を伝えることが必要だ。その第一歩が、職務経歴書だ。

翻訳・編集=出田静

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