ビジネス

2020.06.08

新型コロナで生まれた新しい10の事業の形

Amy Sussman/Getty Images


9. 店舗がネット注文を拡大

多くの店やレストランがテック系企業と提携し、携帯電話からの注文を受け付けるようになっている。米ピザチェーンのパパ・ジョンズはフェイスブックを使った即時注文サービスを提供。ウォルグリーンズは、食品配送企業ポストメーツ(Postmates)と提携し、さまざまな食料品と日用品を提供している。こうした協業により、企業はより迅速・効率的にサービスを提供できるようになっている。

10. フィットネスがオンライン化

ジムやフィットネス企業は実店舗が閉まっているため、工夫を凝らしたサービスを提供している。オレンジ・セオリー(Orange Theory)やプラネット・フィットネス(Planet Fitness)、24アワーフィットネス(24 Hour Fitness)などは、エクササイズのレッスンをライブ配信しているほか、自宅でできる運動メニューも公開している。

トレーニングウエア企業のアンダーアーマーは、人々が運動を継続できるよう、30日間のフィットネスキャンペーン「ヘルシー・アット・ホーム(Healthy at Home)」を展開した。人々が家で運動をする中、テクノロジーがジムと顧客とをつなげている。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により世界各地の企業が事業運営の形を変えた。大きな変革を進め、方向性を転換することは、多くの企業が生き延びる唯一の道となるかもしれない。

編集=遠藤宗生

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