4. 立場によっては“目印”を
設定にもよるが、大勢が参加する会議などで、画面に画一的に顏が並ぶと、視覚的に注目されるべきポジションがつくりにくい。もし、その会議をリードする立場にいるなら、服装を目立つものにすれば、メインスピーカーであることがわかる。
何をどう着るかは目的によって変わるが、目印としてたすきを掛けるのと同じ考え方だ。服装による自己主張は、直接会う場合だと服自体が目立ってしまうことがあるが、映像というフィルターを通すと、純粋な存在感としてうまくアピールすることができる。
これからは、ますますオンラインでのコミュニケーションは盛んとなるから、映像での自分の映り方にも工夫が必要となるだろう。映像コミュニケーションでのコード(規則)が、どう変化していくか注目していきたい。
連載:表現力をよくするレシピ
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