ライフスタイル

2020.06.06 15:00

紙チケットの煩雑さを解消したい イベント運営サービス「teket」開発者の思い


電子チケットだからこそできること


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teketは本当に私自身が待ち望んでいたサービスです。手売りの紙チケットがteketによる電子チケットに置き換わることで、まずチケット自体の手渡しの時間や当日の取り置き・受付対応が不要になります。そして何よりも指定席の管理がデータ上でできることで、チケット係がアナログの記録管理業務からようやく解放されることになります。

また、電子チケットによるデータ化のメリットは、当然ながら管理コストの解消だけではありません。チケットの販売状況がリアルタイムで把握できるようになることで、例えば売上進捗が芳しくなければ販促のための対策が立てられるようになります。さらにチケット購入者がデータリスト化されれば、次回公演にお客さんを呼ぶための的確なアクションができるようにもなります。

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毎回満員御礼となるような人気団体やアーティストはともかく、プロモーションやマーケティングの面でデータを活かせるようになるというのは、集客の改善という点において非常に大きいと思います。

また、2020年3月に追加をしたライブ配信を電子チケット販売できる機能も電子チケットだからこそできることでもあります。

teketは、紙のチケットから電子チケットに変えることで、チケットを手売りや手書きで管理しているアーティストの負担を軽減してきました。現在はコンサートやライブそのものが開催が難しい状況で、オンライン上で何ができるのかをアーティストの皆さまと一緒に模索し、機能追加を行っています。

キッカケはオーケストラではありますが、teketはバンド、演劇など様々なアーティストにご使用いただきたいサービスです。今後も様々な機能追加を予定しておりますし、ライブ配信のやり方を説明する勉強会の開催や、アーティストの方からのご要望やご相談も積極的におこなっています。私自身がアーティストということもあり、アーティスト側にたった機能追加や施策を今度とも続けていきます。


島村 奨

1990年東京出身。NTTドコモ所属。NTTドコモの39worksプログラムを利用し、駐車場サービス「Smart Parking Peasy」の立ち上げに参画。最前線でプロダクト開発を担い、2017年度グッドデザイン賞ベスト100およびグッドデザイン特別賞。[未来づくり]受賞。

4歳からバイオリンを始め、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラなどの複数のアマチュアオーケストラに所属する中で、その運営に課題を感じ、運営支援のサービス化を行う。

PR TIMES STORYより

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