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コンテンツ産業における動画コンテンツの需要は、年々高まっている。一般財団法人デジタルコンテンツ協会の「動画配信市場調査レポート2020」によれば、2019年の動画配信市場規模は2770億円。さらに今後5Gが普及することを鑑みると、2024年には3440億円にまで成長すると推定されている。

その影響を受け、YouTuberをはじめとする動画クリエイターや、その関連職業を志す人も増えてきた。実際に、昨年学研ホールディングスが小学生を対象に将来つきたい職業についてアンケートを行ったところ、男子小学生の間では「ネット配信者」が1位となった。

今回取り上げたのは、そんな動画クリエイターの育成を中心テーマとした「バンタンクリエイターアカデミー」。「バンタンデザイン研究所」をはじめとする、多種多様な専門校を運営するバンタンが、2021年4月に開校する予定の新しい教育機関だ。

4月から募集を開始したところ、既に多くの申し込みや問い合わせが来ているという。開校に先立ち、事業責任者の沼田伸一氏に、開校までの経緯や目指すゴール、カリキュラムの特徴について話を伺った。


事業責任者の沼田伸一

欲しがる業界に、欲しがられる人材を輩出


── はじめに、バンタンクリエイターアカデミーが何を目的とし、何を学べるアカデミーなのかを教えていただきたいです。

新時代のエンターテインメント体験を生み出し、次世代クリエイターを育成する新しいエンターテインメント専門校です。社会でクリエイターとして活躍するための力を、実践を繰り返しながら身につけていきます。代表例としてYouTuberをはじめとするインフルエンサーを掲げていますが、目指すゴールは「表に立つ側の人間」だけではありません。インフルエンサーのマネージャー、映像編集者や構成作家といった「裏で支える側の人間」も出口の一つです。

── クリエイターに必要な力を全て学べるからこそ、自分の適性に合わせて最終的な進路を選べるということですね。なぜ、このようなアカデミーを設立しようと思ったのでしょうか。

そもそも弊社のスクールは、これから伸びていく成長市場やマーケットポテンシャルのある業界に対して、必要とされている人材を輩出すること。たとえば、ゲーム、アニメ、マンガに特化したバンタンゲームアカデミー。当時は産業の中心がハードウェアからソフトウェアへと移行する変遷期にありましたが、世の中に存在していたのはハードウェアエンジニアを育成する学校ばかりでした。そこでソフトウェアエンジニアの育成を目的として設立したのが、バンタンゲームアカデミーです。

最近必要とされているのは、いわゆるIT人材。さらに「プラットフォームを開発する人間」と「プラットフォームの中でコンテンツを開発する人間」に分けられると考えました。前者に関しては今年の4月に開校したばかりのバンタンテックフォードアカデミーがあるので、今回は後者にあたるバンタンクリエイターアカデミーを開校することにしたんです。さらに昨今のコンテンツ産業では動画コンテンツが大きな力を持っていることから、動画クリエイターを中心テーマとして扱うことにしました。

文=倉益璃子

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