VCのインサイト

これまで言われてきたスタートアップの資金調達に関するアドバイスは、そのほとんどが直接会ってプレゼンすることを想定したものです。コロナ以前は、起業家から投資家へのピッチは、カフェや会議室などで行うのが一般的でした。そのため、相手と良い関係を築き、視覚的な情報から相手の感情などを読み取り、自らのカリスマ性を伝えるのも比較的容易でした。しかし、ピッチがオンライン化したことで、状況は大きく変わりました。

ここ数か月の間に多くの起業家たちとオンラインミーティングをしましたが、その中で、ビデオ会議でピッチをするための新しいベストプラクティスが見えてきました。どのようなピッチが上手くいったか、もしくは上手くいかなかったかを振り返りながら、現在の「ニュー・ノーマル」に合わせてピッチをするコツをいくつか紹介したいと思います。

ミーティングの前


・快適なインターネット環境を用意する

インターネットへの接続が不安定だったせいでミーティングが台無しになるというのは、絶対に避けたい最悪のミスです。プレゼンが途切れ途切れになることほど、ストレスがたまり、気が散ることはありません。WiFiが上手くいかないなら、有線LANに変えてみてはいかがでしょうか。古臭く思うかもしれませんが、高速かつ安定な接続を確保するためにケーブルが必要なら、ケーブルを使いましょう。

・身だしなみを整える

コロナ以前から、外見は相手に与える印象に大きく影響する要素でしたが、ビデオ会議でも外見は違った形で重要です。照明が十分に当たっていて、十分な性能のカメラを用意して、真正面から顔を捉えられる位置に設置しましょう。さらに上のクオリティを求めてハイエンドのウェブカメラやマイクを購入した人もいます。個人的には、相手にあなたの表情や声がはっきりと伝わるなら、そこまでする必要はないと思います。

背景もある程度重要です。意識的であろうとなかろうと、相手はあなたの後ろにあるものを見ています。気が散るようなものが少なく、だらしない印象にならない場所を選びましょう。Zoomでバーチャル背景を選ぶ際には、あなたの会社のイメージに合ったものを選んだ方がいいでしょう。私自身は、会話をはじめるきっかけになるので、バーチャル背景に面白いものや興味を引くようなものを選ぶのが好きですが、相手によっては真剣さを疑われるかもしれませんので注意してください。

おまけのTips:Zoomを使うとき、ビデオ設定の「外見を補正する」をクリックしてみてください。

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