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飲食店事業者とともに目指す共存モデル


では、シンクロライフの加盟店になることのメリットはどこにあるのか? 実は、シンクロライフの初期費用・月額費用はゼロ。さらに、加盟店向けアプリも無償で提供。“食いしん坊”たちが加盟店で食事した場合、会計金額1〜5%相当をサービス側が完全成功報酬型で支払うことで、プラットフォーム上でPRからCRMまでを活用できるシステムもある。

「僕は以前、飲食店事業者の販促をお手伝いする事業を10年ほどやっていました。1400店舗ほど担当してわかったのは、どの飲食店もメディア依存しているわりに、顧客来店データを持っていないということ。メディアを通じてクーポンやメルマガを配信しているけれど、肝心な『どんなお客様が何回来ているのか』がわからない状態でした。

僕らが目指しているのは、飲食店事業者と共存するためのビジネスモデルです。そこで、月額費用などを一切なくし、シンクロライフのユーザーを送客やCRMが稼働て初めてお金をいただく成果報酬制としました」

最近では、新型コロナウイルスの感染拡大による休業要請が飲食業界を悩ませている。このような事態で経営のスリム化を図った場合、真っ先にコストカット対象とされるのがマーケティング費用だが、シンクロライフはどうなのか?

「新型コロナウイルスによる飲食業界への影響は、とても深刻です。しかし、僕らのサービスは無駄な月額費用を排除しているため、継続していてもリスクがありません。つまり、不景気に強いビジネスモデルと言えます」

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また、シンクロライフは先日、新たに美味しいテイクアウト情報をAIがレコメンドする機能をリリース。飲食店のアフターコロナ施策や、グルメを愛するファンの新たな食の楽しみ方を提案している。

「シンクロライフは美味しい体験を提供する世の中の埋もれた飲食店を、ユーザーがグルメSNS上で炙り出すサービスを提供してきました。そして飲食店向けにグルメSNSプラットフォームを開放し、トークンエコノミーによる飲食業界の広告モデルのディスラプトで、飲食店のマーケティング課題に取り組んできました。新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受ける飲食業界のためにも、アフターコロナまでを一気通貫で活用頂けるサービス提供に取り組み、飲食業界の未来に貢献していきたいと思っています」

文=福岡夏樹 人物写真=小田駿一

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