コロナ流行下の企業、ポジティブな職場文化作りが重要に

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以下に、企業が従業員とのつながりを保つための主な2つの方法を紹介する。

1. 柔軟性とアクセシビリティーを担保する


「リンクトインでは、子育て中の従業員が家庭で新しく生じた仕事をきちんとできるよう、より柔軟な勤務スケジュールを認めてきた」とドゥルーシーは言う。「私たちは全ての従業員が等しく、リモートワークのテクノロジーを確実に利用できるよう努力してきた」

勤務時間にしろ休暇取得にしろ、柔軟性はどんな領域でも重要だ。企業は、働く場所が変わることによる課題を認識し、新常態(ニューノーマル)に適応して全従業員に均等な機会とアクセシビリティーを提供するのに必要なプログラムを導入する必要がある。

2. つながりを持つ時間を設ける


多くの人が孤独や孤立を感じる今、従業員が交流する時間を作ることが以前にも増して重要になっている。

リンクトインでは、何人かのエンジニアのリーダーが、自分や家族が撮影したビデオを週1本のペースで公開し、チームメイトとのつながりを保ち、今思っていることを共有している。子を持つ社員が参加する従業員リソースグループでは、自宅で働きながら子どもの自宅学習をサポートしている従業員に対するアドバイスを頻繁に提供している。

危機的な時代には、コミュニティーの感覚や帰属意識を作り出すことが特に重要だ。

編集=遠藤宗生

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