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──現在THECOOが展開する事業のなかでも『fanicon』は主力事業というイメージがあるので、創業当時にはなかったというのは意外ですね。

それどころか『fanicon』内のメインジャンルである「音楽」は、好きすぎるゆえに仕事にするのを避けていたくらいです。

しかしある時期を境にYouTuberマーケティングにも取り組むようになり、そのなかでYouTuberのオフラインイベントを開催したときのことです。イベントが終了した後にYouTuberの周りにファンが集まり、一生懸命自分のことを喋っていました。その状況を見たときに「コミュニケーションが一方通行になっている」と感じたんです。当時はいくらファンがYouTuberのことを好きでも、YouTuber側がファンのことを知る機会が無かった。そこで、YouTuberとファンが互いにもっと近づける環境を提供しようと『fanicon』を立ち上げたんです。

──『fanicon』は「ファンとYouTuberだけの空間」を提供するところから始まったんですね。ファンとYouTuberだけでなく、ファン同士が交流できる点も嬉しいポイントだと思います。

まさにそこが『fanicon』が大切にしているところです。『fanicon』は月額課金制のサービスなので、お金を払うほどにその「アイコン」(『fanicon』内でコミュニティを持ち、コンテンツを発信しているアーティストやインフルエンサー、タレントなどの総称)に対して熱量を捧げているファンしか集まりません。アイコンに対する「好きな気持ち」を共有できる点が、『fanicon』の最大の魅力です。

具体的な機能としては、SNSのタイムラインのように、アイコンの投稿にファンがコメントできたり、グループチャットでファン同士やファンと「アイコン」が交流できたり。チケットの優先販売や、グッズのオンライン販売、投げ銭機能つきのライブ配信もできるようになっています。

文=倉益璃子

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