キャリア・教育

2020.07.02 20:00

欠点でなく長所かも? これからは「内向型」人間の時代

Matthew Horwood/Getty Images


1. 今のお給料がもらえればそれでいい

仕事を変えた場合、今の会社に比べて待遇や条件が悪くなったり年収が下がったりする可能性があります。あなたは仕事環境よりも、お給料を重視しますか? 今のお給料に満足しているのであれば、リスクを負ってまで今の仕事を辞めなくてもいいかもしれません。
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2. やりたいことに挑戦できている

「今の会社だからこそ、自分ひとりではとうていできないような大きなプロジェクトに挑戦できる」など、興味のある仕事にチャレンジできる環境であれば、もろもろの職場のストレスを乗り越えて仕事を楽しめるかもしれません。

3. 一緒に働きたい人がいる、会社のビジョンに共感している

「この人の仕事の進め方や考え方を吸収したい」「会社のビジョンを実現するために自分も役に立ちたい」。そんなふうに、社内に尊敬できる人がいる、会社の事業内容に共感できる、という環境で働けている状況は、あなたにとって大きなプラスになっているはずです。

4. 経験を積むことを目的にしている

「今の会社でこの技術を身につけたい」「この業界の現状を知っておきたい」など、将来の夢を叶えるための経験値を積むことを目的にして仕事をしているケースです。辛いことも「経験のうち」と割り切り、自身の目標に向かって気持ちを切り替えられることが大事です。
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5. 内向型に適した環境が整っている

「パーテーションで個々のスペースが区切られている」「デスクとデスクの間隔が広い」「電話対応業務が少ない」「ひとりで進める仕事が多い」など、プライベートな空間が保たれ、じっくり集中できるオフィス環境であれば、会社勤めのストレスは少ないでしょう。フレックスタイム制やリモートワークなどの制度も、内向型にとってはうれしいものです。

6. 裁量権があり、ある程度自由に仕事が進められる

外向型に比べ、慎重派でじっくり考えてから行動に移したいタイプが多い内向型は、自身でスケジュールや仕事のやり方をコントロールできる状況のほうが、ストレスなく仕事に取り組めます。

7. 社内で悩みを解決できる可能性がある

「チームや部署の異動希望が受け入れられやすい」「近々リモートワークが認められる」など、今の会社にいながら仕事の悩みを解決できる可能性はありますか? 社内規定を確認したり上司に相談したりするなど、今の会社で改善できる可能性を探ってみましょう。

いかがでしたか? 当てはまるものが多ければ、今の会社での仕事を継続したほうがいいといえます。前向きに仕事に取り組んでください。反対に「当てはまるものがなかった……」という方は、今こそこれからの働き方を真剣に考える絶好のタイミングです。

本書では内向型の人が組織を飛び出して活躍するためのキャリアプランや具体的な働き方を紹介しています。しかし、それでも組織を離れて働くのは不安だという人は、このように考えてみてはいかがでしょうか?
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