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フォーブス ジャパン ウェブ編集部

全国の動物園、水族館のスタッフは「その日」に備えて全力で準備していた(写真・野毛山動物園)

いきものは癒しと元気を与えてくれる。新型コロナウイルスの蔓延にともなう一連の外出自粛の中、愛すべきペットがいる家庭ではその不思議な力を強く感じたかもしれない。

画面越しの会話のように心の伝わらない無機質なストレスに慣れてきていた私たち。人間同士だけでは生きていけないのだ。

本稿制作中の5月24日は、翌月曜日から1都3県1道の緊急事態宣言解除の方向という報道を受け、気のせいか世の中が少し明るくなる印象だった。新型コロナウイルスにともなう大きな犠牲と苦しみ、ストレスからの解放は、withコロナという試練を残しつつ、ひとつの区切りを迎えるだろう。

そして、3密を注意しながらも訪れてみたいと思わせる代表的な存在が、動物園や水族館だ。全国の主な動物園・水族館143施設(*日本動物園水族館協会より) のすべてが休園したが、その間も、スタッフ、そしていきものたちは賢明にこの2カ月を過ごしていた。

いきものへの愛情、来園者の笑顔。コロナ禍に負けなかったスタッフたちの想い


動物園も水族館も、いきものとともにある。自宅待機とは無縁の業界だ。自分自身といきものの命を守り、再開の時のために多くの労力を費やしてくれた。

「横浜・八景島シーパラダイス」「野毛山動物園」「すみだ水族館」の3カ所の施設に話を聞いた。

どの場所も、命を守ることの責任感に溢れていた。そして再開の時をいきものたちとともに楽しみにしている熱があった。

リピーターなど、熱心なファンであれば、実は多くの施設が多彩な情報を発信していたことをご存知だろう。今度は再び直接「会いにいく」時だ。

※それぞれの施設は、2020年5月24日時点では再開の日程を発表していない。再開には多くの考察と苦悩があるだろう。判断は決して容易ではない。詳しくは各園のHPにて確認してほしい。

文=坂元耕二

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