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for Startups,Inc.運営のSTARTUP DB編集部による連載


DAIZ


調達額:6億5000万円
調達先:ニチレイフーズ / 三菱UFJキャピタル / 岡三キャピタルパートナーズ / 果実堂 / 農林漁業成長産業化支援機構
備考:シリーズAラウンド

植物肉(Plant-based Meat)の開発・販売を手がけるスタートアップ。

旧:ベジタブル製薬、大豆エナジーとして2017年10月に設立された果実堂の子会社である。

従来の生薬的な発想で畑に種を蒔いて、根、茎、葉に有効成分が溜まるのを待つのではなく、人為的な働きかけにより短時間のうちに多種多様な有効成分を大量に得ることを目指す。

それを可能したのが、発芽直後の遺伝子発現とそれに誘発される代謝メカニズムにアプローチする落合式ハイプレッシャー法という手法だ。特殊な装置で大豆にストレスをかけ、有用成分の生産を促すものであり、こちらは取締役の落合氏が確立。特許も取得済みである。

開発された発芽大豆を原材料としてサラダ食材、機能性食品素材、機能性豆乳等へ展開する他、今後、汎用性の高い紛体素材や液体素材として機能性豆乳、嚥下、流動食への応用を目指す。

また、この技術の応用はすべての種子に対して応用が可能である。外部の研究機関と共同研究を通して食品、医薬品のシーズを発掘していく構えだ。

2020年5月には、シリーズAラウンドで農林漁業成長産業化支援機構、三菱UFJキャピタル等の5社を引受先とする第三者割当増資により、総額6億5000万円の資金調達を実施。

今後も事業拡大を通じて、"第四の肉として植物肉を食す"という食文化の創出・浸透を図り、植物肉市場の発展に貢献していく方針だ。

テラ・ラボ


調達額:3億円
調達先:商工組合中央金庫 / Drone Fund / 他、投資家も含む

長距離固定翼ドローンの研究開発に特化したスタートアップ。

同社は現在、福島ロボットテストフィールド(福島県南相馬市)を研究開発拠点とし、南海トラフ地震などを見据えた、衛星通信で制御可能な長距離固定翼ドローン、および車両型地上支援システムを活用した大規模災害対策システムの研究開発に取り組んでいる。

本来ドローン(小型無人航空機)は、航空法で原則地上からの高度150m以下で飛行するよう定められているが、同社は、そのはるか上空を飛行する長距離固定翼ドローンによって、広域での航空測量オペレーションの事業化を目指している。

2020年5月にはDrone Fund、商工組合中央金庫等の金融機関から総額3億円の資金調達を実施。この調達を通し、航空測量技術を活用した大規模災害対応技術の実用化・事業化を目指して、有人機との衝突回避技術の搭載といった開発中機体の更なる高度化を推進させていく予定だ。

文=STARTUP DB

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