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Photo by David Becker/Getty Images

英国の証券会社オリーブツリー・フィナンシャルが、パンデミック以降に人々が自宅にこもる傾向を強めた結果、株価を上昇させた20の株式銘柄を公開した。

オリーブツリーは各銘柄のセンチメントを現すスコアをつけている。スコアが50%であればほぼ中央値で、100%の場合は極端に強い地合いを意味する。ここではまず、同社が最も高いポテンシャルを見込む銘柄を5つ紹介しよう(カッコ内はオリーブツリーのスコア。株価は5月23日時点のもの)。

エヌビディア(91%):オリーブツリーは、チップメーカーのエヌビディアを最も高評価の株式銘柄に選んだ。エヌビディアの株価は2020年に入り50%の上昇となっており、今年第1四半期の売上は前年同期比で39%の増加となっている。

アップル(82%):アップルの株価は年初来で6%の上昇となり、オリーブツリーは同社のスコアを82%としている。パンデミックはiPhoneなどのプロダクトのサプライチェーンに打撃を与えたものの、アップル株の空売り比率は低い状態だ。これは投資家の大半が、アップル株の今後に強気であることを示している。

ショピファイ(79%):カナダのEコマースプラットフォームのショピファイ(Shopify)のスコアは79%だ。同社の株価は2020年に100%の急騰となり、先日は社員の大半に無期限の在宅勤務を許可すると宣言した。

フェイスブック(76%):フェイスブックの株価は年初から12%上昇し、先日は史上最高値の235ドルを記録した。

オクタ(75%):クラウドソフト企業であるオクタ(Okta)の業績は予測を上回り、売上の伸びも堅調だ。同社の株価は今年に入り64%上昇した。

オリーブツリーは今回の20銘柄リストに、小売大手やフードや飲料関連、ソフトウェアや娯楽関連の企業も含めている。リモートワークのミーティングで活用され注目を集めたズーム(Zoom)の株価は、年初から150%近い上昇となり71%のスコアを獲得している。

テック大手ではマイクロソフトも62%のスコアを獲得し、グーグルの親会社のアルファベットも51%とされた。

食品分野ではゼネラル・ミルズ(General Mills)が最も強気の銘柄とされ、スコアは72%だった。ゼネラル・ミルズの株価は年初から15%上昇した。この分野では、クラフト・ハインツ(63%)や, レストランチェーンのウイングストップ(58%)、ドミノ・ピザ(52%)、 キャンベル・スープ(52%)なども高スコアを獲得した。

また、住宅リフォーム企業のロウズ・カンパニーも67%という高い評価を獲得した。同じカテゴリではホームデポ(59%)やEtsy(66%)、ターゲット(53)も有望な銘柄とされている。

エンターテイメント部門ではアクティビジョン・ブリザード(65%)と、テイクツー・インタラクティブ(60%)がゲーム需要の高まりを受けて高いスコアを獲得した。オリーブツリーは、不動産大手のプロロジス(Prologis)にも72%という高評価を与えている。

編集=上田裕資

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