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ビヨンド・ミートの製品は、米国では既にダンキン・ブランズやカールスジュニアなどのレストランチェーンで提供されている。ブラウンは、米ファストフード最大手のマクドナルドについて、同社のカナダ店舗で4カ月にわたるテスト導入を最近終えた結果、ビヨンド・ミートが公式に提供されるようになる可能性を示唆した。

「そこ(カナダ)での結果と、他の場所での成功の可能性にとても前向きだ」とブラウン。今回の試験では、最初から最後まで「良い結果」が得られたと述べた。


ビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEO

現在進行中の植物由来肉への移行の動きから最も大きな恩恵を得ているのは、ビヨンド・ミートだということが複数の調査から示されている。同社の株式は、1年前に公開されてから倍以上の100ドル(約1万1000円)に増えた。同社は前年の損失から一転して第1四半期は利益を上げ、今月5日には通常の売買終了後に株式が5%上昇した。

同社は、重量1ポンド当たりのコストは前四半期に最低を記録したと述べている。これにより、消費者が購入をためらう原因である動物性タンパク質との価格差が縮まるだろう。目標は、2024年までに価格を同等にすることだ。

ビヨンド・ミートはウォルマートやクローガー、ターゲット、アマゾンのホールフーズ、コストコなど世界中の約9万4000店舗で販売されている。同社はスターバックスとの協業により、4月に中国に参入した。インターネット上では、アマゾン・フレッシュを通して米国全土で販売されている。

ビヨンド・ミートの競合企業であるインポッシブル・フーズもまた、需要増加の波に乗っている。同社は以前はレストランを通した販売が大半だったが、昨年9月からは小売販売も始めた。

同社は今月5日、同社最重要製品のインポッシブルーバーガーが今では米食料品チェーン大手クローガーの全国約1700以上の店舗で販売されていると述べた。これは、同社の商品を販売する店舗数が今年これまでの間に18倍に増えたことを示している。同社の植物由来肉製品は、アルバートソンズを含む米食料品店約2700カ所で入手可能だ。

ビヨンド・ミートは、同社製品の米国家庭への浸透率は4%以下だと指摘した。新型コロナウイルスのパンデミックにより既に成長中のこの市場には、求められている追い風が吹くかもしれない。

翻訳・編集=出田

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