これまで世界で最も稼ぐ女子スポーツ選手だったセリーナ・ウィリアムズ(38)の年収は3600万ドルで、大坂を下回った。女子スポーツ選手の最高年収額は、2015年にマリア・シャラポワが記録した2970万ドルだった。
大坂は昨年、ナイキとの大口契約により1000万ドル以上を受け取ったほか、日本代表として出場を予定している来年の東京五輪に関連し、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や全日空、日産自動車とスポンサー契約を締結した。
フォーブスが毎年発表する「世界で最も稼ぐスポーツ選手」ランキングでは、ウィリアムズが過去4年間にわたり女子選手で最高位に立っていた。今年は大坂が29位、ウィリアムズが33位となっており、女性2人がランキング入りを果たすのは2016年以来となる。
フォーブスは年収の算出に当たり、各人が2019年6月1日から2020年6月1日の1年間で受け取った賞金や給与、ボーナス、スポンサー収入、ロイヤルティー、出演料を合算した。今年のランキングの全容は来週公表の予定。