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藤原史織

Forbes JAPANは、毎週火曜日21時から公式インスタグラムのアカウント(@forbesjapan)で、インスタライブを配信している。「ブルゾンちえみ」としてキャリアウーマンネタで一世を風靡した藤原史織さんをゲストに迎え、本誌に語った「マイ・ノート思考法」からコロナ禍での現在の心境まで、藤吉雅春編集長が公開インタビューを行った。

3月末に突如として「ブルゾンちえみ」を卒業し、本名を明かし、イタリアへ語学留学を計画していることを発表。驚きと共に、彼女を前向きに応援する声も多い。だが、これまでの名声やキャリアを一度捨てて、新しい道へ進むのは容易ではない。その決断の裏にはどんな思いがあったのだろうか──

前編に続き、藤原さんの生の言葉をお伝えしたい。


──芸能人、エンターテイナーとして成功されているのに、名前も変えて違う道へ行ってみようという決断から、ご自分の可能性を見つける方法を体得しているんじゃないかと思います。「マイ・ノート思考法」の取材で特に衝撃的だったのは、中学2年からつけている日記を読み返していることでした。

これが2005〜2007年、2008〜2010年の日記です。365日ここに書いてあるので、この1年を読み返したときにタイムマシーンに乗ったのと一緒だと思ったんですよね。

あの時、思ったことと一緒だなと。当時を鮮明に思い出すんです。それって何億払っても手に入らないものじゃないですか。

だから私、火事とかが起きたらお金よりもこれを持って逃げたいぐらい大切で、二度と手に入らないものだなと感じてます。

──日記を読み返すことで、点と点が結びついていくと思います。これが結局、セルフマネジメントができる理由に繋がり、日記を通してご自身をよく見ていらっしゃるんだなと思ったんですね。

確かに、日記があることで自分って変わってないんだな。やっぱりこれが好きなんだな。10年、20年たっても変わらないんだ、と。

なので「AもBもCも」と、多くの選択肢で迷うよりも、Aが得意ならAでできる方法を探した方が良いんだろうなと思っています。

私自身、事務所にいながら留学へ行くなど、いろんな方法があったと思うんですけど、私のマインド的には一旦辞めることが必要だったと思います。

大学を辞める時も、休学したら?とか、いろんなアドバイスをいただいたんですけど。休学するのも辞めるのも、その間に学校に行かないことは一緒なんですよね。当時の自分にとっても、辞めることが必要だったんですよね。

辞めて、一回ゼロになったっていう瞬間を自分に与えることが、心の真の解放になり、そうなってから気づけることがやっぱりあるな、と。私はこの方法がベストだとは思わないけど、得意なんだろうなと思っています。

文=督あかり

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