制限緩和で感染しないために 利用を避けたい店の10の特徴

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多くの地域で外出制限などが緩和され、経済活動が再開され始めた。だが、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)のパンデミック(世界的流行)が収束したわけではない。私たちはまだ、感染が広がり始める前と同じ生活に戻ろうとしてはいけない。

警戒と注意を怠らず、感染リスクが予想外に高い危険性があることを示すサインを見逃さないようにしたい。そのサインは主に、次のようなものだ。

1. レイアウトが窮屈


周囲の人との間に6フィート(約1.8m)の距離を保てない場所には行かないこと。通路が狭い、障害物になるものが多い、全体的に自由に動けるスペースがあまりないという場所には注意が必要になる。

2. 換気が悪い


基本的には、喚起が悪い、または空気が十分に循環していない場所には行かないことだ。ウイルスを含む飛沫が、空中に浮遊している可能性がある。窓やドアが開いている、通気口がある、エアコン稼働しているなど、空気が循環していることを示すものがあるかどうか、確認すること。

3. 天井が低い


人と人の間だけでなく、人と天井の間のスペースにも注意が必要だ。天井が低い場所では、空中に浮遊する物質が消散しにくくなる。

4. 話し声や歌声で騒がしい


ある研究によれば、単なる発話でも飛沫は発生し、8分以上、場合によっては数十分間、空気中にとどまっているという。しゃべり続けている人や、歌っている人がいれば、その店内の飛沫の量はどのくらいになるだろう?さらに、その人たちがマスクや口元を覆うものをしていなかったら、どうだろうか?

5. すぐに手を洗えない/消毒できない


私たちは、どうしても自分の顔に触ってしまう。それは避けられないことだ。その店には、せっけんと水、手指消毒剤、除菌シート(ワイプ)があるだろうか。確認が必要だ。

6. 他の客と共有するものが多い


ドアノブやペン、キーボード、メニューなど、不特定多数の人が触るものには注意しなくてはならない。また、それらが頻繁に清掃・消毒されているかどうかについても、確認する必要がある。
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編集=木内涼子

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