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最先端の経済誌「Forbes JAPAN」の記事紹介

新しいビジネスの創業者であり、巨大企業の経営者であるビリオネア。この未曾有の危機に対して、どのような変革の行動を起こしたのか。

5月25日発売のForbes JAPAN7月号は、「パンデミックVSビリオネア 変革を先導せよ」特集。Forbes恒例の「世界長者番付」と「日本長者番付」の2020年版発表のほか、今年は米Forbes誌が総力を上げて取材した豪華ビリオネア陣の記事を一挙公開する。ソフトバンクグループCEOの孫正義、オラクル創業者のラリー・エリソン、リモートワークで話題のズーム創業者、エリック・ユアンなど、他では読めないロングインタビューを大迫力のビジュアルとともに伝える。

注目の孫正義は、米Forbes誌の編集者が独占インタビューを実施。先日約1兆8000億円もの投資損失が報じられた、ビジョンファンドの投資戦略と戦術について渦中の本人に直撃。5月25日にforbesjapan.comにて一部抜粋でお届けするので、乞うご期待。

今回は、特集の中から著名なビリオネアたちの新型コロナウイルスのパンデミックでの行動や寄付先を分析した記事から一部を紹介する。


新型コロナウイルスが世界経済に大きな打撃を与えている。合計2095人の2020年のビリオネア(総資産約1070億円以上の富豪)の多くは寄付をしていない、もしくは寄付を公開していないが、少なくとも77人が何らかのアクションを始めた。なかでも桁違いの寄付を発表したのはツイッターとスクエアの共同創業者でCEO、ジャック・ドーシー。ビリオネアランキングでは804位だが、資産の1/4以上にあたる10億ドル(約1070億円)を新型コロナウイルスやほかの課題解決のために寄付すると約束した(寄付金額は4月27日現在で判明した分、総資産は3月18日発表のビリオネアランキングに基づく)。

ジャック・ドーシー(ツイッター、スクエア共同創業者)

ビリオネアランキング 804位
寄付金額:10億ドル
総資産:40億ドル
主な寄付先:アメリカズ・フード・ファンド、ロサンゼルス市長基金など

4月7日に自らの総資産の1/4以上にあたる10億ドルの新型ウイルス問題対策基金を設立すると発表し、大きな注目を集めた。個人の新型コロナウイルス対策の寄付として最大規模で、傘下の財団などではなく私財から拠出し、資金の元手がツイッター株ではないことなどが話題になった。10億ドルは、ドーシーが共同創業者兼CEOを務める決済サービス企業スクエア(Square)の株式でまかなわれる。

ツイッターの経営手腕については批判も多かったが、スクエアのフィンテック事業では高い評価を得ており、今回の支援の裏付けにもなっている。すでに食糧支援組織アメリカズ・フード・ファンドに10万ドルが支払われた。なお、アメリカズ・フード・ファンドは4月5日、レオナルド・ディカプリオ、ローレン・パウエル・ジョブズ(故 スティーブ・ジョブズ夫人)、アップル、フォード財団の計1200万ドルの出資で設立された。

岡田浩之、フォーブス ジャパン編集部 = 文

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