世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

Photo by Chris Hondros/Getty Images

家で過ごす時間が長くなり、何か気を紛らわせたい──。そんな時は「本を読むのに勝るものはありません」と断言するのが読書家で知られる世界2位の富豪、ビル・ゲイツ。

ゲイツは5年前に感染症のパンデミックを警告したことでも注目されたが、5月25日に発売されるForbes JAPAN7月号「パンデミックVSビリオネア 変革を先導せよ」特集にも登場している。

毎年、夏と冬に自身のブログ「ゲイツ・ノート」にておすすめの本5冊を紹介しているが、今回は家で過ごすことが多くなった人に向けて、本だけでなくおすすめのテレビや映画、余暇の過ごし方も伝授。意外なおすすめは、オンラインでやるトランプ・ゲームの「ブリッジ」。お気に入りの対戦相手は世界4位の富豪、ウォーレン・バフェットだというから、なんとも興味がそそられる。

この夏おすすめの本


1.The Choice, by Dr. Edith Eva Eger
エディス・エバ・エガー著『The Choice: Embrace The Possible(未邦訳)』

「回顧録であり、トラウマとつきあうためのガイド。彼女と彼女の家族がアウシュビッツに送られた時、エガーはまだ16歳。信じられないほどの恐怖に耐えた後、彼女はアメリカに渡り、セラピストになった。彼女のユニークな経歴は驚くべき洞察力を与えてくれるし、彼女が提案する困難な状況への対処法は、多くの人を慰めてくれるだろう」

2. Cloud Atlas, by David Mitchell
デイヴィッド・ミッチェル著『クラウド・アトラス』

「読み終わってから長い間、考えたり話したりする小説。話の筋を説明するのは少し難しい。数世紀を隔てて相互に関連する6つの物語(その中には私が特に気に入った1800年代半ばに南太平洋で航海中の船に乗っていた若いアメリカ人医師の話もあった)を含んでいるからだ。しかし、もしあなたが人類の最良と最悪についての本当に魅力的な話をしたい気分なら、私と同じくらい夢中になると思う」

3. The Ride of a Lifetime, by Bob Iger
ロバート・アイガー著『ディズニーCEOが実践する10の原則』

「私がここ数年読んだ中で最高のビジネス書の一つ。アイガーは、大企業のCEOであることの本当の姿を見事に説明している。ビジネスに関する見識を探している人も、面白い読み物を探している人も、ディズニーの歴史の中でも最も変化に富んだ時期にディズニーを監督した彼の物語を楽しめるだろう」

4.The Great Influenza, by John M. Barry
ジョン・バリー著『グレート・インフルエンザ』

「私たちはいまだかつてない時代を生きている。しかし、歴史上の比較をするなら1918年のスペイン風邪の世界的流行はもっとも近い例になるだろう。この人類史上最も致命的となった大感染の一つについて、バリーは知るべきことのほぼすべてを教えてくれる。1918年は今日とはまったく異なるが、私たちがいまだに多くの同じ課題に取り組んでいることを思い出させてくれる」

5. Good Economics for Hard Times, by Abhijit V.Banerjee, Esther Duflo
アビジット・バナジー、エステル・デュフロ著『絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか』

「バナジーとデュフロは、昨年ノーベル経済学賞を受賞した今日の経済学者の中でも最も優秀な2人だ。私たちにとって幸せなことに、彼らは平均的な人でも経済学にアクセスしやすくすることにも長けている。彼らの最新本は、アメリカのような富裕国において最先端の政策論争に焦点を当て、不平等と政治的分裂について取り上げている」

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