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新サービス「PR TIMES STORY」

企業とメディア、生活者をつなぐプレスリリース配信サービス「PR TIMES」が5月18日、新たなサービスの提供を始めた。その名も「PR TIMES STORY(ピーアールタイムズストーリー)」。企業や団体内の当事者が自ら、サービスの開発秘話などの背景や裏話をストーリー形式で公式発表できるというものだ。

企業が直接、自分たちのストーリーを投稿できる


PR TIMESでプレスリリース配信実績のある企業は9月30日まで無料で使える。企業や事業主ユーザーはログインし、配信管理画面メニューの「ストーリー」から自身で投稿可能という。



「これは凄い」「素敵なサービス」「使ってみたい」「楽しみです」……。発表から1日、この新サービスはSNS上で広報やPRパーソンを中心に好意的に受け止められている。

PR TIMESは2007年に始まった。かつて紙ベースであり、かつ記者クラブなどの限られた報道機関にしか物理的に届けられなかったプレスリリースのデジタル化を実現した。しかもメディア関係者だけでなく、ウェブで広く誰の目にも止まるよう、誰もがSNSなどで紹介したり引用したりできるような仕組みをつくった。

限られた企業による情報が限られたメディアのフィルターを通してしか一般消費者に伝わらなかった旧来型のプレスリリースの仕組みを革新し、一気に「民主化」させたという点で果たした役割は大きいと言えるだろう。

月間5000万PV、3万8000社が利用


プレスリリースは企業から生活者へ直接情報提供できる手段となり、月間約5000万ページビューに迫るアクセスを集め、1本のリリースに数万の「いいね!」が集まることもあるという。メディアの記者・編集者は1万7000名超が登録、記者・編集者の情報ソースとして日々活用されているほか、プレスリリースをそのままコンテンツとして転載するメディアも多い。



PR TIMESの利用企業はいまや3万8000社を数える。2020年4月の新規登録企業数は1132社となり、初めて月間1000社を超えた。その背景には、4月7日の緊急事態宣言発令が影響している。メディアの記者がテレワーク化。企業の情報発信や広報活動もあわせてリモート化が迫られ、オンラインでのプレスリリース配信が増えた。

文=林亜季

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