ライフスタイル

2020.05.22 20:00

医者の道を絶ち起業 離島医療の経験と「家事マネジメント」から得たもの


<山田洋太のある1日>

7:00 起床
9:20〜9:40 思考タイム
9:50 出社
10:00〜12:00 会議
12:00〜14:00 ミーティング
14:00〜17:00 会議
17:00〜18:00 産業医向け業務レクチャー
18:00〜19:00 会議
19:00 退社
19:30〜22:00 会食
23:00 帰宅
0:30 就寝

日々欠かさないこと/通勤中の読書。1のアウトプットのために100のインプットが必要だと思うので、本は貴重なインプット資源です。

時間の有効活用/毎週火曜・午前中、会社近くのカフェで「集中タイム」をつくる。

モンブランのボールペン/15年前に購入。いかにカルテを間違わずに読んでもらえるか、何本も試してたどりついたペンで、いまは事業計画や事業構想を考えるときに使用しています。

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いまの趣味/家族でキャンプ。最近のお気に入りの場所は河口湖、西湖など。

ナイキのランニングシューズ/ここ5年、週1で10kmほどを走っています。僕の場合、健康維持だけでなく、メンタリティの維持に効果的。普段の服装は黒いTシャツにジーンズと地味だけど、ランニング時だけは気分転換も兼ねて、全身、目を引く色を着用します(笑)。

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自分の原点/久米島で内科医をしていたときの聴診器。CTやMRIなどない土地では、手持ちの診療器具と自らの経験で病気や症状をきちんと読み取れなくてはいけない。これは非常に高価なだけあって、心臓や肺の音が非常によく聴き取れました。当時の相棒ですね。

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以前の趣味/サルサ。医者や経営者という肩書が無意味で、自分自身のみで勝負せねばならないというのが快感。

週末の過ごし方/家事三昧(笑)。

将来住んでみたい地方/やっぱり沖縄。医者として育ててくれたおじぃやおばぁに恩返しがしたい。


やまだ・ようた◎大阪府生まれ。金沢大学医学部卒業。2008年より公立久米島病院で離島医療に従事。12年、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。在学中の11年、iCAREを創業。産業医としての診療も継続している。

構成=伊勢真穂 写真=yOU(河崎夕子)

この記事は 「Forbes JAPAN 4月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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