新店の味か、王道の安心感か。自宅で食べたい120点のスイーツ2種


スイーツ界の宝石といっても過言ではない珠玉のマカロン



ピエール・エルメ・パリのマカロン

もうひとつ、どうしても紹介したいのが、パティスリー界のトップに君臨する王道、ご存知「ピエール・エルメ・パリ」のマカロンだ。

この自粛期間中、Zoomでの打ち合わせで「美味しいクリームが食べたい!」と何度話したことか。だが、現実問題として、デパ地下に出向くわけにもいかず、コンビニスイーツのクリームでは、少し心もとない。

そこで思い出したのが、スイーツ好きの若いモデルがいる現場や、目の肥えたお姉さまたちが集う現場でも、とにかく手土産にしてハズレがないマカロンだ。

マカロンを選ぶメリットとして、一口サイズが数個入っているため、ケーキのように一度で食べきることもなく、賞味期限も3~4日持つ(あまりの美味しさに一気に食べてしまう可能性も否めないが、そこは各々の自制心との戦いになる)。

マカロンコックにサンドされたホワイトチョコクリームやバタークリームは、やはり焼き菓子にはない魅惑的な存在だ。


ピエール・エルメ氏

ピエール・エルメ氏は、パティスリー界の巨匠であり、フランス、日本のみならず世界中のパティシエたちに多大な影響を与え続け、2016年には世界の最優秀パティシエ賞も受賞している。

米VOGUE誌では、「パティスリー界のピカソ」と称され、名実ともに世界のトップに君臨するパティシエだ。生ケーキやボンボンショコラなど、思わず唸ってしまうスイーツは多くあるが、彼の名前を関したブランド、「ピエール・エルメ・パリ」を語る上で欠かせない代表作はマカロンなのである。

100種を超えるマカロンの中で最も人気のピスタチオ



マカロン6個詰合わせ 2808円

「ピエール・エルメ・パリ」のマカロンは、ショコラ、ヴァニラなどの定番フレーバーから、トリュフ、バルサミコ、さらにはワサビなど、そのバリエーションは現在100種を超えている。中でも、最も人気のフレーバーが「アンフィニマン ピスターシュ」である。

「ピエール・エルメ・パリ」のマカロンで、度々使用されている「アンフィニマン(Infiniment)」という単語。「どこまでも限りなく」や「無限」のような意味で用いられるため「アンフィニマン ピスターシュ」を直訳をすると「どこまでも限りないピスタチオ」になる。

さまざまな素材の組み合わせが得意なピエール・エルメ氏が突き詰めた、シンプルかつ究極のピスタチオと言える。「炒りピスタチオとビターアーモンドの味覚のバリエーションがとても気に入っている」と本人が語っているように、素材としてのピスタチオよりもギュッと凝縮した香ばしいフレーバーに仕上がっているのだ。

「アンフィニマン ピスターシュ」も入った上記のマカロンセットは、「アンフィニマン」と名のつくフレーバーを中心に、「ピエール・エルメ・パリ」の中でも一年を通して取り扱いのある人気のセット。

お世話になっているビジネスパートナー、友人や知人に贈れば、気が滅入りがちなこの時期だからこそ、いつも以上に心に響くこと間違いない。まだまだ続く「おうち時間」のお供として、ぜひ120点のスイーツを検討してほしい。

マカロン6個詰合わせ 2808円(ピエール・エルメ

文=与儀昇平

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