3 滝の流れる音を楽しみながら打ちっ放し!
Houzz|江川竜之建築スタジオ一級建築士事務所
江川竜之建築スタジオ一級建築士事務所の建築家、江川竜之さんが手がけたのは、オーナーの大好きなゴルフの打ちっ放しが楽しめるホームジム。
人工滝と水盤の間にあるスペースで、写真の床に見えるガラスの下は、滝から水盤への水路になっているそう。写真左側のガラスの向こうには人工滝があり、まるで自然の中でゴルフを楽しんでいるかのような感覚が味わえます。
江川竜之さんは、「音が出るので、遮音機能としてのコンクリートの壁のレイアウトに気を使いました。また、人工滝や水盤などの癒やしの要素を感じながら打ちっ放しができるよう計画しました」と話します。
4 本格的なトレーニングができるボクジングジム
Houzz | KONARA HOUSE 株式会社 photo by 金子美由紀 (Nacása & Partners Inc.)
こちらは、KONARA HOUSE株式会社の建築デザイナー、小形究さんが手がけたホームジム。住宅オーナーからは「重たいサンドバッグを吊るす梁が欲しい」「サンドバッグを吊るす場所を変えられるような機構にしてほしい」というご要望があったそう。
小形さんは設計のポイントについて、「仕上げが終わった最後に、現場で組み立てられるようにしたこと。また、サンドバックの打撃時の振動を、建物に影響しないよう工夫しました」と話します。天井からは、サンドバッグだけでなくパンチングボールを吊るすことも可能。本格的なボクシングトレーニングができる空間となりました。
5 デッドスペースでキックボクシング
Houzz|Sデザイン設計一級建築士事務所
Sデザイン設計一級建築士事務所の建築家、岡崎秀祐さんが手がけたのは、デッドスペースを利用したホームジム。敷地が山になっており、車庫から家までは50段の階段で繋がっているため、階段下にできた空間にRCの小さな車庫をつくり、ホームジムに変身させたのだそう。
岡崎さんは、「このホームジムは我が家につくったものです。大学生の息子が趣味でキックボクシングをしており、サンドバックを使える空間が欲しいと言われました」と話します。
「サンドバックは非常に重たいので、コンクリートを打つ際、サンドバッグを吊るためのフックを最初に埋め込みました」と岡崎さん。
「入口はシャッターのため、中で運動をする時のために、ロール網戸を入口全体に取り付けました。夏でも蚊などの虫を気にせずに運動することができます」