「直接接する」CAの仕事の魅力を再認。今後の働き方改革にも期待
このような状況でも「かわいそう」と思われるのは本望ではなく、前を向いて強く生きる凛とした女性でありたいと、アフターコロナの世界に目を向け、今自分にできることに集中して取り組んでいる現役CAたち。皆が口を揃えて言うことが、CAの仕事の価値を再認識したということです。
新型コロナウイルスの影響で在宅勤務やリモートワークが進むなか、リモートワークにはできない、直接お客様と接するCAの仕事が好きで、お客様との息の通ったやり取りにやりがいを感じるといいます。
外資系航空会社では副業が認められていますが、日系航空会社は副業に関してはまだ保守的なところが多いようです。
新型コロナが終息するまで年単位の時間がかかるという専門家の意見も多く、今後の働き方や給与について不安視する現役CAの声も多く聞かれます。
「CAの仕事が好き」というCA達が経済的な理由で職を離れなくてもよいように、このようにポジティブにスキルアップを図っているCAを活用する働き方や副業規定についても進化していくことを期待しています。
清水裕美子◎日本航空(JAL)の客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスなどを含め、約5年乗務する。退職後はCA流美容コンサルタントとしてセミナー、メディアなどで活動するほか、日本初のCAが発信する総合情報サイト「CA Media」を立ち上げる。All Aboutビューティー担当ガイド。