マネー

2020.05.12 18:00

【5月第1週資金調達まとめ】メディアの効果測定分析サービスを提供するTVISION INSIGHTSが10億円の調達など


ToposWare


調達額:1億9700万円
調達先:デジタルハリウッド / 松本大 / 笠原健治
備考:シードラウンド

独自のブロックチェーン・プラットフォームを開発する、デジタルハリウッド大学の学発のスタートアップ。

同社は、高度なデータセキュリティを求める行政機関や企業、個人に向けて、プライバシー・ブロックチェーンを開発。ソリューションは、暗号資産の決済はもちろん文字列やファイルなどの多様なデータを対象に、高度な秘匿性と改ざん耐性を実現する。

"ゼロ知識証明"という、ある知識を送信せずにその知識を保有していることを証明する暗号論的手法も活用している。

プロトコルレベルでの開発により、マシンパワーや電力を使わないローコストブロックチェーンのプロトコルを開発に成功し、太陽電池とマイコン上で運用ができる事は実証済みとなっている。

兼ねてよりデジタルハリウッドのインキュベーション機関"D ROCKETS"からの出資および創業支援を受けており、2020年5月には、マネックスグループの松本大氏やミクシィの笠原健治氏をはじめとしたエンジェル投資家、デジタルハリウッドをはじめとした事業会社を引受先とした第三者割当増資を実施し、1億9700万円のシードラウンドの資金調達を完了したことを発表。

ニューワールド


調達額:資金調達金額非公表
調達先:マクアケ / 山口キャピタル
備考:マクアケとの資本業務提携

日本の伝統工芸品に特化したECサイト「CRAFT STORE」を運営する福岡発のスタートアップ。

同社は、『日本ブランドを世界No.1にする』をビジョンに掲げている。主要サービス「CRAFT STORE」では、アクセサリー・雑貨小物・インテリアをはじめ、2020年5月現在76ブランド700点ほどの商品を掲載・販売している。

また、コンサルティング事業を展開し、ものづくり企業に特化してWEB施策や商品企画などのサポートを行なっており、販売施策としての動画コンテンツの制作やプロモーションも手がける。

2020年5月には、マクアケと資本業務提携を締結し、山口キャピタルより資金調達を実施。

サービス拡大、作り手と買い手の繋がりの構築、商品プロデュースやイベント企画などを通じて、日本のものづくりに寄り添い、作り手に還元していけるよう更なる貢献を目指す方針だ。

文=STARTUP DB

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