疲労と闘い活力を増やす5つの方法

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新型コロナウイルスの流行により、先行きが不透明でストレスが増えている今、生活を維持しながら最新ニュースについて行くだけでも疲れ果ててしまう。以下に、周囲が自分の手に負えない状況に陥っていると感じる時でも疲労と闘い、活力を増やす5つの方法を紹介する。

1. ストレスを制御する


新型コロナウイルス流行の最中では想像し難いかもしれないが、ハーバード・ヘルス誌によると、疲労を下げて活力を増やすにはストレス管理が必要だ。同誌は「ストレスによる感情は、エネルギーを大きく消費する。友人や家族と話したり、支援グループに参加したり、心理療法医の診察を受けたりすることでストレスが緩和される」としている。瞑想(めいそう)や自己催眠、ヨガ、太極拳などのリラクセーション療法もストレス緩和に有効だ。

2. ビタミンを取る


米健康情報番組司会者のドクター・オズは、米人気司会者オプラ・ウィンフリーのウェブサイト「オプラ・ドット・コム」で、疲労と闘うには毎日マルチビタミン剤を取り免疫を高める必要があると述べている。

「マルチビタミン剤には、健康全般をサポートし、免疫系を強く維持することで病気と闘えるようにする重要な栄養素が含まれている」とドクター・オズ。摂取するマルチビタミンの量は、ビタミンAは3500 IU(国際単位)以内、ビタミンEは30 IU以内に収め、他のビタミンについては一日の摂取量の100%を取るべきだという。

3. 頻繁に食事をする


英国民保険サービス(NHS)によると、低い頻度で量が多い食事をとるよりも、1日を通して頻繁に健康的な軽食を取る方が、活力を高く維持する上で効果的だ。

4. 水分補給を増やし飲酒を減らす


疲労と活力に関する学術文献で、水分補給を増やし飲酒を減らすことを良しとしないものは一つもない。水はエネルギーを与えてくれるが、アルコールはエネルギーを消費する。

5. 十分な睡眠を取る


同じことが睡眠にも言える。世界規模の危機の最中で眠るのは難しいかもしれないが、睡眠不足は誰のためにもならない。1日に8時間睡眠をするようになれば、自分や家族を大事にできる。十分な睡眠は疲労と戦う鍵となるだけでなく、心身の健康の要だ。自分で自分をきちんと管理すること。今は、健康をおろそかにすべき時期ではない。

編集=遠藤宗生

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