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2020.05.08 09:00

【4月第5週資金調達まとめ】周回衛星向け地上局共有プラットフォームを開発する、インフォステラの3億8000万円調達など


Liberaware


調達額:2億6000万円
調達先:NECキャピタルソリューション / みやこキャピタル / ベンチャーラボインベストメント / Drone Fund
備考:NECキャピタルソリューションとベンチャーラボインベストメントは、価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合から出資 / シリーズBラウンド
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これまで多くのロボット開発に携わってきた閔弘圭氏によって2016年に設立されたスタートアップ。

メンバーはハードウェア・ソフトウェアのプロフェッショナルが集まっている。主な事業は産業分野に特化したドローンの開発。

2019年4月には設備点検用小型ドローン「IBIS」の提供を開始した。これまで人の手によって行われてきた狭所空間での点検業務などを小型ドローンに任せることによって工数削減や精神的な負担を削減することを可能にする。
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また、天井裏・配管路などのGPSの取得が不可能な場所での小型ドローンはニーズが高いという点に着目し、非GPSの環境でも活用出来るドローンの開発に務め、自己位置推定を可能にするSLAM技術と、ロバスト性に優れた小型ドローンの開発を成功させた。

2020年4月には、みやこ京大イノベーション2号投資事業有限責任組合、価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合、 DRONE FUNDを引受先とした約2億6000万円の第三者割当増資を実施。シリーズBラウンドの資金調達を完了した。

この調達を受けて、IBISの強みでもある自律飛行やAI機能などをさらに強化する方針だ。点検・計測・分析という3つの領域における、効率化とデジタルトランスフォーメーション(データ収集、データ解析、データ活用)の支援の強化を図る。

メンタルヘルステクノロジーズ


調達額:2億4000万円
調達先:アフラック・ベンチャーズ / エスプール / クラシス / ファストトラックイニシアティブ / 他、数社、個人投資家を含む

医療向けITサービスを提供しているスタートアップ。2018年8月に、Miewからメンタルヘルステクノロジーズへ社名変更を実施している。

昨今では多くの企業で、働き方改革、健康経営が課題となっているが、それらをメンタルヘルスの観点から解決する。

同社が提供している「ELPIS-e ラーニング」は、職場におけるメンタルヘルス・ハラスメントを学ぶ研修動画サービス。

2015年12月より労働安全衛生法の一部改正を受け、ストレスチェック制度が施行され、従業員の心の健康管理は企業にとってますます重要な課題となっている。

ハラスメント研修は、高額で効果が見えづらかったが、「ELPIS-eラーニング」では、eラーニングにすることで、時間と場所を選ばず、また初期費用無料の月額200円/人で、理解度チェックテストの実施を可能としている。

2020年4月には、Aflac Ventures、エスプール、クラシス、ファストトラックイニシアティブ2号投資事業組有限責任組合、他複数の投資家を引受先とする総額2億4000万円の資金調達を実施。

今回の資金調達を受けて、一部引受先との業務連携を強化するとともに、厚生労働省が唱える4つのケアの概念をもとに “メンタルケア”、“健康経営”を促進するためのクラウドサービス「ELPISシリーズ」の新サービス開発とサービス展開を進める方針だ。
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文=STARTUP DB

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