会社員を辞めて「何か始める」なら。頼れる8つのサブスクと2冊の本

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NetflixとSpotify(映画と音楽)


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仕事とは関係ないのですが、こんな低価格(月1000円くらい)でこれだけのコンテンツが視聴し放題なわけで、「なんていい時代なんだ」と思うのですが、時間がないと意味がありません。最近つくづくお金よりも時間の価値が高まっていることを実感します。時間がある人が一番裕福なのではないかと思います。

先日『進撃の巨人』がkindleで29巻まで無料で読める祭がやってましたが、それに参加するのも時間がないと無理です。そもそも時間があっても、モチベーションがないと見たり聞いたり読んだりしないものです。なので、こういう期間限定公開というのは、読む気を起こさせてくれるのでありがたいです。

ほとんど無料に近いコンテンツを味わうには、時間とともにきっかけとかモチベーションが必要で、「重い腰が自然に上がる」ような設計が、今後より重要になってくるなあと思った次第です。

メルカリ(本)


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これも仕事とは関係ないですが、新刊で買ったものの別に持っておかなくてもいいかも、という本が定価の半値以上で売れる、というのはありがたいです。

「メルカリのせいで新刊が売れなくなった」みたいに言う人もいますが、逆ではないでしょうか。気軽に売れるから気軽に買えるようになるんだと思います。少なくとも自分は以前よりも気軽に買えるようになりました。

そして手元に置いておきたい本は売らないので、メルカリにあまり出回らず、出たとしても値段が高いまま(『サピエンス全史』とか)。だったら新刊で買うか、となります。

ゆくゆくは「売りに出されない本を出そう」という出版社の意識改革にも繋がっていくのではないか、とさえ思います。

あとメルカリで電子書籍は売れません。だから「電子でなく紙で買おう」となるため、そういう意味でも書店にはプラスの存在だと思ってます。

*メルカリはサブスクではないですが、本をより多く買う(読む)ようになった、という意味で、Spotifyで音楽をより多く聴くようになったのと近い感覚があるのでここに入れました。

freedom


仕事中、ついSNSとかニュースサイトを見て、いつの間にか時間が経ってたりすることがあると思いますが、それを防いでくれるサービスです。サイトのアドレスと曜日・時間(何時から何時まで)を設定しておくと、その間はそのサイトが絶対に見られなくなります。利用料は月額7ドル、年間29ドル、一生涯129ドル。年額で利用してますが、最近一生涯プランにしようかと思ってます。

カーシェア


15分200円。6時間パックだと4000円くらい。

印刷所で本が刷り上がったときは、この6時間パックを使って、埼玉の中央精版まで引き取りに行き、日本橋のトランスビューのオフィス、日吉のトランスビューの倉庫と周って納品しています。

車の必要度は、住んでいる地域や生活状況によりけりですが、「ときどき必要」くらいのときに、アプリでその場で予約してパッと使える今の状況はほんとありがたいです。
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文=高良和秀 編集=石井節子

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