7. 協働を申し出る
この時点で、あなたは周囲の関心を集めているはずだ。周囲に敬意を示し、自分の考えを話し終えたら、次はこの新しいながらも共通のアイデアに取り組みたいと提案しよう。「よろしければ、この新たなアイデアについて○○さんを手伝いたいです」と言う。そうすることで、他者を除外することなく、負担の共有を申し出ることができる。あなたの関与の度合いが高いほど、より大きな影響力を持てる。
8. 欠点を見つけるよう頼む
自分のアイデアが動き出したら、議論に参加していた人に、欠点を見つけるよう繰り返し依頼しよう。墓穴を掘る行為にも思えるが、そうではない。周囲の人は、自分の意見が聞いてもらえることをありがたく思うだろう。また、あなたのアイデアの改善に向けたヒントを与えてくれるかもしれない。
9. それでもアイデアが却下されることを覚悟する
ここまで来られたら、上出来だ。あなたのアイデアが最終的に却下されたとしても、それで良い。なぜなら、次の話し合いで自分の居場所が確保できたのだから。腹は立てずに、次の会議でも同じやり方で新しいアイデアを出そう。
10. 反対意見に感謝する
自分のアイデアが周囲に認められないことは、多くの人にとってつらいものだ。しかし、そうした状況でも、相手に感謝すること。相手の話を慎重に聞き、全ての批判が社内政治に基づいているわけではないことを覚えておくこと。時には、非常に厳しい反対が素晴らしい解決策につながることもある。
自分の意見を聞いてもらい、自分を輪の中に入れてもらいたいのは、皆同じだ。皆があなたの話を聞かずに自分の意見を言っていると感じたら、それを思い出そう。相手の意見を尊重し、輪の中に入っている感覚を与えれば、あなたの意見もより真剣に聞いてもらえるようになるだろう。