As Mobile Economist at TUNE, I forecast and analyze trends affecting the mobile ecosystem.

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調査企業Flixedが新型コロナウイルスの感染拡大以降の、人々のメディアの消費動向に関するレポートを公開した。約1000人を対象にした調査で、米国人が毎日、ニュース記事に費やす時間の平均は53分に達しており、感染拡大の以前から1日22分増加していることが判明した。

男女の比較では、女性のほうがニュースの消費時間を伸ばしており、感染拡大以前の1日27.9分から、現在は2倍近くの53.7分に達していた。さらに、ニュースとの接触時間が長いほど、気分が落ち込む傾向が見られた。

「2020年の年初との比較で、メンタルヘルスが悪化したと回答した人のニュース接触時間の平均は、1日あたり73分だった」とFlixedは述べている。「一方で、メンタルヘルスが改善したと回答した人々の平均接触時間は、1日に60分だった」

ニュースと接触する上で、最も人気のプラットフォームはフェイスブックで、全体の35.8%がコロナ関連の情報を得る上で、主要なSNSとして利用していると答えた。続いて、17%がツイッターを主要ソースにあげ、16.3%がユーチューブを主要ソースとしていた。

一方で掲示板のRedditを主要ソースとする人の割合は12.4%と少なかったものの、Redditはメンタルヘルスの観点では最も悪影響を与えやすいことも分かった。Redditの利用者の60%近くが、メンタルヘルスが悪化したと答えたが、この数字はフェイスブックにおいては41.6%で、ツイッターでは43%だった。

Redditが精神的に悪影響を与えやすい理由として、Flixedのチームはこの掲示板が、陰謀論の発信源となっており、新型コロナウイルスに関する真偽不明の情報であふれかえっている事を指摘した。

陰謀論の中には、新型コロナウイルスが次世代通信規格の5Gの基地局経由で広まっているとする説もあるが、このような話がデマであることは明らかだ。その他の陰謀論としては、コロナウイルスの起源に関するものや、世界の大都市がロックダウンに踏み切った理由についてのものがあるが、これらの情報のほとんどにはバイアスが含まれている。

編集=上田裕資

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