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Alisia Luther / Shutterstock.com

スターバックスは4月26日、セコイア・キャピタル・チャイナと戦略的パートナーシップを結び、次世代の食品や小売テクノロジーの開発に向けて、共同出資を行うと宣言した。

フォーブスは先日、世界で最も高い実績を誇るベンチャー投資家のランキング「ミダスリスト(The Midas list)」の2020年版を発表し、セコイア・キャピタル・チャイナ創設者のニール・シェンを1位に選んでいた。

「中国の活気あふれる環境は起業家精神の源となっている。当社のチームは現地の投資家たちに大きな期待を注いでいる」と、スターバックス・チャイナのベリンダ・ウォンCEOは声明で述べた。

「今回のパートナーシップを通じ、スターバックスは中国で最もダイナミックな、テクノロジー分野の起業家を支援していく」

セコイア・キャピタル・チャイナのシェンは「当社が出資する企業は、イノベーションのトライアルを重ね、商業化を果たし、中国市場でスケールする機会を探ることになる。スターバックスとの連携を通じ、中国の小売り分野に新たなデジタル化の波を起こし、次世代に向かっていく」と述べた。

スターバックスはセコイア・キャピタル・チャイナとの提携により、デジタルテクノロジーを小売り分野のあらゆる領域に適用し、データドリブンな分析を行い、モデリングや意思決定に役立てていくという。

スターバックスは、インストア体験をデジタルの技術革新と結びつけるために、外部の新興テック企業への投資を行っている。同社は昨年、食品とリテール分野のテックファンド「ベーラー・サイレン・ベンチャーズ(Valor Siren Ventures)」との取り組みを始動させた。

スターバックスのケビン・ジョンソンCEOは次のように述べている。「当社はベーラー・サイレン・ベンチャーズと共に、テクノロジー分野の起業家に出資していく。投資対象となるのは、世界最大の市場である米国と中国の起業家たちで、小売り分野を根底から覆すようなテクノロジーに期待している」

スターバックスは3月13日、中国の江蘇省崑山市に「コーヒー・イノベーション・パーク」を設立すると発表した。スターバックス・チャイナのウォンCEOは「感染拡大により、困難に直面したが、中国市場で長期的に発展するという我々の意志は揺るがない」と述べていた。

編集=上田裕資

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