キャリアの方向性が見えない人がすべきこと

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3. 可能性を探る


キャリアの方向性を見つけるには、いろいろな可能性を探求することも必要だ。あなたは、オープンな考えを持っているだろうか? 私の顧客には、自分の可能性を不必要に制限する過ちを犯している人が多い。例えば、大企業の方が中小企業よりも安定・安心で高給だと思っている人は多いが、これは間違いであることが多い。良い企業はあなたを本当に採用したいのであれば、そのために闘い、魅力的な給料と福利厚生を提示するはずだ。競争が激しい今の時代ではなおさらだ。

自分の子ども時代までさかのぼり、自分が好きなことや得意なことを見つけよう。周囲から褒められる能力は何かを考える。これらは、夢のキャリアにつながる手がかりとなる。

4. 理想の職務内容を書き出す


理想の仕事の職務内容を書き出すことは、キャリアの方向性を見つける上で非常に役立つ。自分にぴったりの仕事を想像しよう。自営業だろうか、それとも企業勤めだろうか? 会社で働く場合、その会社の企業理念は何だろうか? それがあなたの価値観とどう合致しているだろうか? 仕事の環境はどのようなものだろうか? カジュアルだろうか、それともフォーマルだろうか? オフィス勤務、あるいは遠隔勤務だろうか?

出張はあるだろうか? 自分一人で働いているだろうか、それともチームの一員だろうか? 典型的な1日や1週間のスケジュールは? こうした内容について、できる限り具体的に書くこと。詳細な職務内容を書き終えたら、自分のビジョンに合った企業や機会を探し始めよう。

5. 夢の人生を作る


自分が求めているものが見つからなければ、作ること。自分に合う充実した仕事のポジションを何年も探しているのに見つからないなら、自分でそうした仕事を作り出し、夢の人生を生み出すべき時なのかもしれない。私が「夢の仕事」ではなく「夢の人生」と言う理由は、これが単なる仕事以上のものだからだ。

独立するときに最初に考えることは、情熱だ。たとえ無給でもしたいと思える活動や、頭から離れないこと、忘れられないアイデアなど、心から情熱を注げることを探そう。見つかったら、それから収益を得る方法を考える。夢が大きければ大きいほど、人からは正気の沙汰ではないと思われるだろう。そうした人は無視すること。

最後に自分のキャリアについて真剣に考えたのはいつだろう? 今こそ、意義ある人生を歩むための初めの一歩を踏み出す時だ。ガンジーは「人生の全ての瞬間は無限に創造的で、宇宙は果てしなく寛大だ。はっきりと望みを出せば、心が求めるものは全て手に入る」と述べている。

編集=遠藤宗生

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