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無愛想な言い方により、無意識のうちに誤解を招く


また、特に悪気もなく、無意識のうちに妻に圧力をかけている夫もいそうです。「それほど高圧的な言い方はしていない」と夫が思っていても、妻にとっては「夫はすぐ怒る」とか「家ではいつも不機嫌」などと捉えられていることもあります。

私の近所のママ友が以前に話していたエピソードですが、その家庭では、夫がその日に夕食を家で食べるかどうかは、帰宅してみないとわからないので、必ず毎日夕食は用意しておくとのこと。そうしないと不機嫌になるからと言っていました。

夕方になってその日の仕事の目処がついた時点で夫から妻に連絡すればいいだけだと思うのですが、妻がそういう提案を夫にしないということは、そういうことを言うとまた夫が不機嫌になったり、面倒くさがったりするのかな……と。

私の印象としては、見るからに穏やかそうな夫だったので意外な感じがしていたのですが、ひょっとすると、本当は、そうしたほうがいいということを気付いていないだけで、夫に悪意はないのかもしれません。

職場などでもよくあることですが、男性は言い方、話し方などに、そこまで気を使わない人が多い一方で、女性は、ちょっとした声色の変化や言い方などにも敏感な人が多いと感じます。

例えば、男性側は特に怒ってもいないし、悪気もないのに、職場の女性から「●●課長は私のことを怒っているのではないか」とか「あんな言い方しなくてもいいのに」などと思われているパターンを耳にします。

私も会社員時代、後輩女子からそんな相談をよく受けたことを思い出しました。そんなときには「●●課長は、ただ言い方がぶっきらぼうなだけだよ。怒ってないと思うよ」などとアドバイスをしていました。

この類の男女のコミュニケーションのすれ違いは、意外と世の中に多くあるのではないかと思います。女性同士だと、お互いに空気を読みあって会話しているので、相手がどう思っているのかが、わかりやすい場合が多いのですが、男女だとそうはいきません。

そのため、できれば男性側はよりわかりやすいコミュニケーションを心がけた方が、妻から誤解をされにくいと思います。ちょっと過剰かなと思うくらい、穏やかな言い方や話し方をするくらいでちょうどいいです。話し方だけでなく、メールやLINEなどの返信でも同じです。

そういう方法が身についていれば、職場でも女性部下から信頼を得られ、コミュニケーションがうまくいくようになると思います。

ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚子持ちの35〜45歳の女性200人

(この記事はOCEANS:連載「モンスター夫が許せない」より転載)

文=相馬由子 イラスト=石井あかね

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